「写真や動画を整理していたら、誤って大事な写真を削除してしまった」
「写真を見返していたら、気付かないうちに大切な写真を削除していた」
という経験をしたことのある人も多いのではないでしょうか。
うっかり削除してしまった写真は二度と戻らない、ということはありません。場合によっては完璧に復元することも可能です。
今回の記事は、削除した写真の復元方法から、普段からできる対策方法まで、一挙にご紹介していきます。
写真アプリから復元
iOS 8以降の機能になりますが、「最近削除した項目」から写真を復元することができます。これは、メールの「ごみ箱」のような機能で、削除した写真が30日間保存されています。
【「最近削除した項目」から復元する手順】
- iPhoneの写真アプリで「アルバム」をタップする
- 「最近削除した項目」を開く
- 復元したい写真や動画をタップして「写真を復元」を選択する
この手順を踏めば、削除してしまった写真を復元することができます。復元したい写真や動画があれば、複数選択もできます。「保存期間は30日間」ということは必ず覚えておきましょう。
Dropboxから復元
仕事でパソコンを使用している場合、Dropboxをインストールしている人も多いのではないでしょうか。もしも「写真のアップロード機能」がオンになっていれば、復元できる可能性があります。
【Dropboxから復元する手順】
- 「写真」を開く
- 右上にある「…」をタップする
- エクスポートを選択する
- 共有オプションから「画像」を保存する
これで、iPhone端末に写真がダウンロードされます。「アカウント」タブを開いて「カメラアップロード」をオンにしておけば、「アップロード機能」が働きます。
パソコン向けのDropboxをインストールしているか、Dropbox Proにアップグレードしていれば、カメラアップロードが利用できるので確認してみましょう。
Googleフォトから復元
Googleフォトを利用している場合でも、写真の復元が可能です。
【Googleフォトから復元する手順】
- Safariで「Googleフォト」にアクセスする
- フォト一覧から写真を開いて復元したい写真を選択する
- 右上のボタンをタップして「ダウンロード」をタップする
Googleフォトは、iCloudの容量を節約するのにも大きく役立ってくれます。
写真をSNSに保存しておく
iTunesやiCloudから写真を復元することができますが、少々複雑で面倒くさいです。あまりパソコン操作に慣れていない人は、大切な写真や動画をこまめにSNSへ保存しておく癖を付けましょう。
SNSに写真や動画を保存しておくと、誤って削除しても後でダウンロードすることができます。
Facebookには「アルバム機能」があり、大切な写真や動画を保管しておくことができます。『友達との写真』『旅行の思い出』『子供の成長記録』など、いくつかジャンル分けして保存しておくと便利です。
自分以外の人に見られないように非公開で設定することも可能なので、大切な思い出の写真や動画から、仕事で使う大切な写真まで保管するのにオススメです。
LINE
LINEの場合は、「タイムライン」の投稿に保存することをオススメします。こちらもFacebookと同様に、非公開で設定することが可能です。
「keepメモ」にも保存はできますが、機種変更をすると写真や動画が消える可能性があるので、「タイムライン」への保存をオススメします。
まとめ
今回は間違って削除した写真の復元方法から、普段からできる対策方法まで解説しました。
ついつい写真を撮り溜めて、気が付いたら写真や動画で容量をたくさん使っている…というパターンに陥ることもあります。
そうならないコツとしては、
- 一ヶ月くらいのスパンで写真や動画の整理整頓をする
- 大切な写真はお使いのSNSやDropbox、Googleフォトにバックアップしておく
これらを習慣付けておけば、写真や動画で容量を多めに使うことなく、大切な写真を削除するリスクも減らすことができます。