本日もやってまいりました!サイト運営スタッフが「知らなきゃ損な iPhone 情報」をお届けさせていただきます!

iPadにUSBケーブルをきちんと挿し込んでいるにもかかわらず、「充電していません」と表示されるケースはよくあります。これにはきちんと原因があるんです!今から解説していくので、一緒に解決していきましょう!

「充電していません」と表示された時の対処法

ケーブルをきちんと挿しているのにもかかわらず、「充電停止中」または「充電していません」と表示されたら、以下の方法を試してみてください。

●対処法

  • 再起動をしてみる。
  • 純正品の専用アダプター・専用ケーブルを使っているか確認する。
  • PCから充電している場合、電源アダプタに切り替える。また、使っているPCの種類を確認する。
  • iPadに対応しているモバイルバッテリーを使用する
  • 充電ポートに汚れ・劣化がないか確認する。
  • iPadの熱暴走が起きていたら適温になるまで放置する。
  • バッテリーを交換する。
  • 「充電停止中」「充電していません」と表示されてしまう原因

    iPadに「充電していません」と表示されるのは、周辺機器から供給される電力の不足が原因であることがほとんどです。

    iPadを動かすために必要な電力よりもiPadを充電する電力のほうが低いため、電力自体は供給されていてもバッテリー残量が増えなくなる現象が起きている可能性があります。

    電力の供給自体はされている状態なので、スリープ状態や電力消費が穏やかな状態であれば、ゆっくり充電されていきます。

    iPad本体以外に問題がある場合

    iPad用の純正充電器を使用していない

    Appleの純正充電アダプタを使用していないと「充電していません」と表示されることがあります。

    また、たとえApple純正の充電器を使用していても、iPhone用の充電器を使っていると充電されないことがあるので注意してください。

    基本的にiPadはiPhoneよりも大きな電流を必要とするので、アンペア数が足りず、充電できない事態に陥ってしまいます。

    iPadの世代によって、Lightning端子かUSB-C端子、充電方法が変わります。例えば、Lightning端子で充電するタイプなら、iPhoneの充電ケーブルでも充電は可能です。

    しかし、基本的にiPadはiPhoneよりも大きな電流を必要とします。そのため、iPhoneのLightningケーブルで充電しようとすると、ワット数が足りず充電できない事態に陥ってしまうのです。

    • iPhoneの充電器出力数5W
      (iPhone11以前のほとんどの機種)
    • iPadの充電器の出力数10W
      (iPad第8世代以降は20W)

    およそ倍近い差があります。また、

    • iPad Pro 11インチ(第1世代以降)
    • iPad Pro 12.9インチ(第3世代以降)
    • iPad Air(第4世代)
    • iPad mini(第6世代)

    以上の製品は、20〜30Wでの充電がオススメです。たとえ100W充電したとしても、iPadは30Wまでの充電までしか対応していません。

    Appleのサイトでは、iPadのデバイスごとに使用する充電アダプタを紹介しています。自分のiPadはどのアダプタが最適か、ぜひ参考にしてください。

    参考:https://support.apple.com/ja-jp/HT210133

    また、純正品以外であれば、Ankerの30W充電器も急速充電できるのでオススメです。

    古いデバイスの電源アダプタを使用している

    iPadは最新機種と旧機種によって電源アダプタのワット数が違います。

    たとえば、同じUSB-Cアダプタだとしても、最新のデバイスの方が多くの電力での充電が必要です。

    そのため、旧機種の電源アダプタでは電力が足らず、「充電停止中」と表示される可能性があります。

    USBケーブルが合っていない、または内部で断線しかけている

    電源アダプターと同様に、純正品のケーブルを使っていなかったりケーブル内で導線が断線しかけていると、「充電していません」と表示されるケースがあります。

    充電器側が何らかの原因で不具合を起こしている

    iPad用の純正アダプターを使用していても「充電していません」と表示される場合、アダプターとケーブルの接触不良アダプターの故障など、充電器側に何らかの問題があることが考えられます。
    充電器自体に何か不具合が生じていないか、確認してみてください。

    WindowsPCのUSBポートにLightningケーブルを接続している

    WindowsのPC(特にWindows7以前の型)では、USBポートにケーブルを繋いでもiPadを充電することはできません。
    どうしてもPCから充電したい場合はMacのPCを利用するか、高電圧USBポートを用意しなければならず、手間がかかってしまいます。

    iPad本体に問題がある場合

    充電口にホコリやサビなどの小さなゴミが溜まってしまっている

    iPadの充電口がゴミ詰まりを起こしていると、接触不良で正常に充電できません。
    確認してみて、もしもホコリが溜まって汚れているようであれば柔らかい布などで綺麗に掃除しましょう。

    また、お風呂などでiPadを使用している人に多いのが充電口のサビです。

    かなり湿気の多い空間で多用すると充電口の内部が錆びてしまいます。
    この場合、自力で直すのは非常に難しいです。
    サビが原因であることが分かった時は、修理店に持ち込んで修理してもらいましょう。

    iOSのバージョンが最新になっていない

    iOSのバージョンが古いと、どうしても不具合を起こしやすくなります。最新バージョンにアップデートすることで解消できる場合もありますので、試してみてください。

    iPad本体が熱暴走を起こしている

    iPadの本体に触ってみて、本体が熱をもっていたら使用をやめましょう。無理に使い続けると故障してしまいます。熱暴走を起こした時の対処法を試し、それでも改善されない場合は修理に持っていきましょう。

    バッテリー自体が劣化している

    バッテリーが劣化すると、正常な充電ができないケースがあります。iPadもiPhone同様に、バッテリーの寿命は2年が目安です。

    人によって使い方は違うのであくまで目安ですが、頻繁にiPadを使用して充電を繰り返している場合は、本体のバッテリーが劣化している可能性があります。

    電池の減りが早かったり、iPadが熱くなりやすかったりしたら、バッテリーの寿命でしょう。

    その場合は、Apple Storeか修理店でバッテリーを交換する必要があります。

    まとめ

    「充電していません」と表示された時の対処法を簡単におさらいすると、

    • Apple純正品の充電器を使用する。
    • iPad用の充電器(純正品)を使用する。
    • PCから直接充電している場合は、コンセント充電を試してみる。
    • iPad本体が正常に動いているかを確認する。

    となります。

    充電していません」といきなり表示されているのを見ると、かなり驚いてしまいますよね。
    もしかして故障なのでは?と心配になってしまいがちですが、決して壊れてしまっているわけではないので、上記の対処法をぜひ試してみてください。
    どうしても解決しない場合には修理店に持ち込みましょう!