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長年同じiPhoneを使っていると、iPhoneの動作が重くなったり、熱くて手に持ってられないということがありませんか。
そんな時はiPhoneをリセットすることで改善されることがあります。
しかし、iPhoneのリセット方法は6種類あり、何も考えずにリセットしてしまうと大切なデータを全て消失ということになりかねません。
「すべての設定をリセット」をすれば、iPhoneが工場出荷状態に初期化されますが、他のリセット方法を試すとiPhoneの状態が改善されることがあるので、この記事で各リセットの特徴や注意事項などをチェックしていきましょう。
iPhoneをリセットするとどうなる?
一番定番の「すべての設定をリセット」をすると、iPhoneを購入した時と同じようにまっさらな状態にリセット、工場出荷状態に初期化に戻ります。
いままで撮影してきた写真や動画が全て消えてしまうので、大切なデータは予めバックアップなどを取りましょう。
リセット方法の特徴は次の通りです。
何が起きるか? | |
すべての設定をリセット | Wi-Fiの設定、パスコード、顔認証、位置情報などの設定がリセットされます。 アプリ、写真などは残る。 |
すべてのコンテンツと設定を消去 | iPhoneを購入したときの状態に戻すリセット方法。設定だけでなく、アプリや写真なども失われます。 |
ネットワーク設定をリセット | Wi-FiやBluetoothの設定をリセットする。 |
キーボード変換学習をリセット | 日本語変換(予測変換)をリセットします。ユーザー辞書は残る。 |
位置情報とプライバシーをリセット | ポケモンGoのような位置情報を使ったアプリは位置情報を使うことを許可する。これらのアプリへ許可していた位置情報の使用許可をリセットする。 |
ホーム画面のレイアウトをリセット | ホーム画面のレイアウトを購入時の状態に戻す。アプリ自体は削除されない。 |
iPhoneを初期化、リセットする方法は、Appleサポートが解説しているのでこちらも参考にしてみてくださいね。
こんな時はiPhoneのリセットを検討しよう
iPhoneを初期化する方法と、それぞれの特徴について説明しましたが、実際にどういうときにリセットすべきか紹介します。
具体的には次のような時はリセットを検討してみてください。
- ホーム画面がゴチャゴチャしているから一掃したい
- iPhoneが学習した日本語変換をリセットしたい
- アプリなどに許可した位置情報設定などをリセットしたい
- ネットワーク接続の調子が悪い
- 最近iPhoneの動作が重くてストレス
- ウイルス感染した疑いがある
- iPhoneを下取りや売却する
ホーム画面がゴチャゴチャしているから一掃したい
iPhoneのアプリは便利なものがたくさんリリースされているので、ついつい色々とインストールしてしまいますよね。しかし、色々とインストールすると、ホーム画面がアプリで埋め尽くされてしまいます。
「ちょっと色々と配置しすぎてわからない!一回ゼロから配置しなおしたい!」という場合はリセットして一掃するのも一つ方法です。
「いや、リセットまではしたくないよ!」というあなたは、アプリをまとめる方法を紹介しているので併せて読んでみてください。
キーボード変換の変換候補をリセットしたい
iPhoneで調べ物をするのに、いろいろなキーワードを入力しますよね。予測変換ですぐに表示されるのは便利です。
しかし、時々間違って入力した内容が予測変換で出てきてしまい、誤変換してしまうこともありますよね。
ネットワーク接続の調子が悪い
Wi-Fiがうまく接続できなくなったり、急に切断されるということが増えたということはありませんか。
ネットワーク設定が、何かの原因でおかしくなってしまった可能性があります。
こういう場合は、ネットワーク設定をリセットして再設定することで解消することもあるのでリセットしてみてください。
最近iPhoneの動作が重くてストレス
文字を入力していても動きが重かったり、iPhoneが異常に熱を持つということがありませんか。
同じiPhoneを長年使っていると、一時的なデータ(キャッシュ)が蓄積されてしまうことがあります。通常であればキャッシュはクリアされるのですが、何らかの原因でクリアされないことが考えられます。
しかし、自分でどこにデータが残っているかは見分けがつきません。リセットすることでこれらがキレイになり改善する可能性があるのでリセットしてみてください。
ウイルス感染した疑いがある
急にiPhoneが重くなったり、突然落ちるということはありませんか。
最近、ダウンロードしたアプリや、メール、WebサイトからiPhoneがウイルスに感染した可能性があります。
ウイルスに感染した場合、見た目には判断がつきませんので、iPhoneをリセットしてみてください。
iPhoneを下取りや売却する
新しいiPhoneに乗り換えた後、使っていたiPhoneの下取りや譲渡売却する場合は、リセットを忘れてはいけません。
リセットしないままですと、個人情報やクレジットカード情報などが記録された状態でiPhoneが第三者の手に渡ります。個人情報の流出、クレジットカードの不正利用など、非常に危険なことになるので必ずリセットしましょう。
リセットする前にするべきこと
iPhoneのリセットの種類、リセットするタイミングはご理解いただけましたでしょうか。それでは早速iPhoneをリセットして…
リセット作業する前に、iPhoneをバックアップしましょう。
バックアップがない状態でiPhoneを初期化してしまうと、大切なデータを全て失うことになります。
主要なバックアップは次の2つです。
- iCloudやiTunesにバックアップする
- LINEやゲームアプリの引き継ぎ設定
なお、iPhoneがウイルスに感染した後にバックアップを取ると、感染した状態のバックアップが作成されます。これではリセット後にバックアップから復元しても、改善する見込みは薄いといえます。
LINEやアプリと違い、写真や動画はiPhoneの中だけに保存している場合は二度と戻ってこないデータです。できればiCloudやAmazonPhotosなどのオンラインストレージと、定期的に同期しておきましょう。
もし、iPhoneを機種変したり、壊れてもオンラインストレージにあるので消失せずに済みます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
iPhoneをリセットすると、データなどはどうなるかについて解説しました。まとめると次の3つになります。
- リセットするとWi-Fiやパスワードなどの設定が初期化、アプリや写真などデータが消去される
- iPhoneに何らかの不備が起きたらリセットを検討すること
- リセットするとデータが消えるので実施前にバックアップをとっておくこと
いまやiPhone無しでは生活できないという人、iPhoneにたくさんの思い出がつまっている人も多いと思います。
リセットすると全てのデータが消えます。リセットする前には必ずバックアップを取ることを忘れないでくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。