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スマホを買ったときや機種変更をしたときに、真っ先に考えることの一つにタッチパネルに傷を付けないことがありますよね。
最近では、スマホガラスコーティングの施工を最初からお考えの方もいらっしゃるでしょう。
ガラスコーティングに興味のある方、また、ガラスコーティング施工された方でその効果の期間にご心配のある方、さらにスマホガラスコーティングをして下取りを心配されている方、ぜひ最後まで本記事をお読みください!
スマホガラスコーティングは、はがせない!!
スマホガラスコーティングは、はがすことはできません!!
そのコーティングは、保護や美しさの維持を目的として施すものであり、はがすことは意図されていません。
では、スマホガラスコーティングの構造を一緒に確かめてみましょう。
スマホガラスコーティングの構造とはがせない理由
スマホガラスコーティングはスマホのタッチパネルに保護フィルムを貼るとは全く違う構造になっています。
スマホガラスコーティングは以下のような構造になっています。
スマホガラスコーティングの施工の仕方と構造
スマホのタッチパネル(両面施工も可能)に特別な薬剤を塗布します。下図をご覧ください。
その薬剤が乾いたら、同じ作業を2~3回繰り返して固い膜の層を作るという構造です。
上図は、モデル図ですので膜の層を極端に描いています。具体的な厚さについては、一般的には数マイクロメートル(μm)程度とされています。
マイクロメートルはミリメートルの1/1000の単位であり、非常に薄い層を形成するため、目視で厚さを確認することは難しいです。
ただし、厚さが非常に薄いため、スマホの見た目や操作感にはほとんど影響を与えず、なめらかなタッチ感を実現することが特徴です。
スマホガラスコーティングがはがせない理由
前節で述べたように、その膜は非常に薄く一般的な日常の使用では人間の爪などでは引っかくことができません。また、その膜は硬化しているため、すり傷がつくこともありません。
そのために特殊な薬剤が均一にコーティングされ、硬化することで固い膜が形成されます。この膜は非常に耐久性があり、日常の使用において通常の物理的な負荷では傷がつくことはほぼありません。
ですので、スマホガラスコーティングを施した場合、通常の取り扱いでは膜を傷つけることはほぼありませんし、その膜をはがすことは非常に困難で不可能に近いです。
強制的にはがすと生じる不具合のリスク
非常に強固なスマホガラスコーティングをはがそうとすると以下のような不具合が生じる可能性があります。
1 | 画面の傷 | ガラスコーティングは画面を保護するために施されています。 膜をはがそうとすると、画面自体が傷がつくことがあります。 |
2 | タッチパネルの割れ | ガラスコーティングの膜は非常に薄く、接着力が強いです。無理に剥がそうとすると、膜と一緒にパネルも割れることがあります。 |
3 | 機能の低下 | ガラスコーティングは画面のタッチ感や滑りを向上させる効果もあります。膜をはがすことで、これらの機能が低下する可能性があります。 |
4 | 保護の喪失 | 膜をはがすと、保護効果が失われるため、画面に傷や汚れが付きやすくなります。 |
スマホガラスコーティングの効果が薄れてきたら
それでは、その効果が薄れてきたらどうすればよいのでしょうか。一緒にみていきましょう。
スマホガラスコーティングの効果の期間と劣化の兆候
スマホガラスコーティングの効果は一般的に2~3年です。
しかし、スマホガラスコーティングをしていて以下のような兆候が、表れ始めたらコーティングの効果が低下してきたというサインにしましょう。
1 | ※スミアや指紋の付着が増える | ガラスコーティングは、はっ水性があり、汚れがつきにくくなります。効果が薄れると、これらの汚れがより目立ちます。 |
2 | パネルのタッチ感の変化 | 効果が薄れると、タッチ感が変化し、より摩擦が生じる場合があります。 |
3 | 傷やキズの増加 | 効果が薄れると、画面に傷やキズが増える可能性が高まります。 |
4 | 汚れの付着や落ちにくさ | ガラスコーティングは汚れがつきにくく、簡単に拭き取ることができます。コーティングが薄れると、汚れが付きやすくなったり、拭き取りにくくなったりすることがあります。 |
5 | 液晶画面の透明度の低下 | ガラスコーティングは透明度を高める効果もあります。 効果が薄れると、画面の透明度が低下し、画面がくすんで見えることがあります。 |
ガラスコーティングか?保護フィルムか?
スマホガラスコーティングの効果が薄れてきたら、そのままにしておいてはタッチパネルが傷つく心配があります。
ガラスコーティング再施工のメリット
再びスマホガラスコーティングをした場合のメリットです。
1 | 再び完全なカバー | 再施工によってスマホの画面全体が再度、均一にコーティングされるため保護の効果継続の期間が再延長されます。 |
2 | タッチ感の維持 | 再施工によってスマホの画面に新たなコーティング層が形成され、タッチ感が維持されます。 |
3 | 指紋や汚れの付着軽減 | 再施工によって新しいコーティング層が付着することで、指紋や汚れの付着を軽減する効果があります。 |
スマホガラスコーティングは薄い膜で画面を保護するため、再施工によって新たなコーティング層が追加されても、厚みの増加や重さの増加を感じることはありません。
マイクロメートル単位の薄さは人間の目では確認が難しく、スマホの操作やタッチ感にも影響を与えることはありません。
保護フィルムに変えた場合のメリット
保護フィルムに切り替えたときのメリットです。
1 | 簡単な取り付け | 保護フィルムは比較的簡単に自分で取り付けることができます。 |
2 | 予備の保護層 | 保護フィルムをコーティングの上に貼ることでスマホの画面を守る予備の保護層になります。 |
3 | 着脱が可能 | 保護フィルムは必要に応じて取り外すことができます。 |
重要なのは、どちらを選ぶ場合でもスマホを保護し、画面を傷や汚れから守ることです。
ご自身のニーズや好みに合わせて、再施工か保護フィルムかを選ぶことが大切です。
他の人の意見沿参考にしてみる
こちらのYouTubeに、以前はスマホガラスコーティングをそして、現在はしていないという方のお考えを述べられた動画があります。
スマホガラスコーティングをしたら、下取りできない!?
この記事をお読みの中にはスマホガラスコーティングをしたら下取りに出せない、または査定額に影響があることを心配されている方もいらっしゃるかもしれません。
買取り業者により査定の基準が違う
新しい機種が時期ごとに新発売されています。長く同じ機種を使われる方もいらっしゃる一方、現在の機種を下取りに出して新機種へ乗り換える方もいらっしゃることでしょう。
下取りの査定基準は大手キャリアでも統一されていませんし、買い取る業者ごとにその基準は違います。
スマホガラスコーティングの査定基準は?
スマートフォンを下取りに出す際、多くの買取りが可能な業者では「年式」と「動作が正常か」という基準があることは確かです。
一方、「スマホガラスコーティング」については以下の2つの考え方が存在しているようです。
ポジティブな考え方 | スマホガラスコーティングを施したことで、タッチパネルが保護されていることをプラスに評価する業者もあります。また、傷がない状態として査定することもあります。 |
ネガティブな考え方 | スマホガラスコーティングが施されたことにより、購入当初の状態ではないという点をマイナス要素として評価する業者も一部存在するようです。 |
以上がスマホガラスコーティングの査定基準に関する考え方です。業者によって評価が異なるため、査定額には差が生じる可能性があります。
お取引をする際には、各業者の査定基準について事前に確認することをおすすめします。
まとめ
スマホガラスコーティングははがす必要のないということがお分かりいただけたと思います。さて、今回のまとめです。
- スマホガラスコーティングははがせないものであり、保護や美しさの維持を目的として施されています。効果の薄れた場合は再施工や保護フィルムの貼り替えが必要です。
- スマホガラスコーティングの効果は一般的に2~3年程度であり、効果が薄れるとスミアや指紋の付着の増加、タッチ感の変化、傷やキズの増加などのサインが現れます。
- スマホガラスコーティングの下取り査定は業者によって異なり、ポジティブな考え方やネガティブな考え方が存在します。査定額には差が生じる可能性があるため、業者の査定基準を事前に確認することが重要です。
以上、ご参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。