本日もやってまいりました!サイト運営スタッフが「知らなきゃ損な iPhone 情報」をお届けさせていただきます!

山下さん、黒川さん「iPhone13指紋認証」待望論が一時あったことを覚えていますか?

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山下
あった、あった。そう言われれば懐かしい。
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黒川
iPhone13シリーズの発売が、2021年だからもう、2年前の話ですね。

時は流れ、昨年2022年には、iPhone14シリーズも発売されました。

今回は「指紋認証」待望論派、「Face ID」派どちらのApple信者の方にも楽しめる話題をご提供します。

ぜひ、最後までお読みください。

iPhone13指紋認証と発売当時の時代背景

ところで、山下さんiPhoneの認証システムが Face IDに切り替わったのは、どの機種からだったでしょか?

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山下
えーっと、確か…。iPhoneX!
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黒川
おっ。山下さん正解!!2017年発売だったわ。

そうです。二人とも正解です。

iPhoneXはiPhoneシリーズ発売10周年を記念するモデルでした。初のFace IDシステムが搭載され「指紋の次は、Face ID!!」と世間を驚かせました。

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山下
そうそう!表参道のAppleストア前の長蛇の列の様子が、ニュースでも報道されていたよね。
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黒川
そうでしたね。時代が、一歩前に進んでいくのを肌身で感じました。

誰も予想できなかったCOVID-19パンデミック!!

iPhoneXの発売以降、Face IDのみを搭載した新機種がiPhone11シリーズ(2019年)、12シリーズ(2020年)とリリースされました。

ところが、2020年突如として世界を襲った、COVID-19の世界的なパンデミック。

そのような中、iPhone13シリーズが2021年にリリースされました。

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山下
当時は、未知の病気ということで、世界中が警戒していたよね。
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黒川
そうでしたね。そして、始まったマスク生活。

そうです。最新のテクノロジーであるFace IDシステムがあだとなってしまいました。

さて、山下さん、マスク生活になりFace IDシステムでどんなことが起こったか覚えていますか?

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山下
うん、よく覚えているよ。マスクでFace IDシステムがうまくいかないってっことがあったよね。

世界中の誰が、そのようなパンデミックが起こると予想できたでしょう。マスク着用からFace IDが認識されず、一部のユーザーから嫌厭(けんえん)されてしまいました。

そこで、世間から巻き起こったのが「iPhone13指紋認証待望論」です。

コロナ禍によるマスク着用で顔認証は最新テクノロジーながら不便な機能になってしまっている。iPhone13はディスプレイ埋込み型の指紋認証機能のほかにも、本体側面の電源ボタンにも指紋認証を搭載するという噂もあり、顔認証が使いづらいと感じ、指紋認証を待ち望むユーザーにとっては買い替え需要の高いモデルになると見られる。

MdNニュース ネットで話題 2020.12.14 MON
 
iPhone13は2021年9月発売か、待望の指紋認証(Touch ID)復活の情報も

当時のツイッターでは、上記の記事やLINE NEWS(現在はアクセス不可)などのiPhone13発売前のリーク情報を引用する形で、iPhone13指紋認証を望むツイートがなされています。

テクノロジーでCOVID-19をのりこえる!

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黒川
だけど、iPhone13シリーズもFace IDシステムのみのロック解除システムでしたね。

そうです。iPhone13シリーズ指紋認証待望論者の一部からは、残念がられたこともまた事実です。

しかし、「iOS14.5(2021/4/26)」ではApple Watch(watchOS 7.4)とあわあせてマスク、サングラス、またはスキーゴーグルなどを着用していてもロックが解除できるようにしました。

さらに、iOS15.4(2022/3/15)からは、Apple Watchがなくてもマスク有の顔認証ができます。(Apple公式ホームページ:マスクやサングラスの着用時に Apple Watch で iPhone のロックを解除する

誰もが予想できなかったまさかの事態に対し、Apple社はテクノロジーを駆使し、乗り切っています。

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山下
それって、どのくらいすごいこと?

「マスクがある状態」と、「マスクがない状態」を同じ人物と認識できることは、乱暴な説明ですが、幼稚園児とオリンピック選手が、100m競争をするくらいの差があります。

顔認証システムの向上例
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山下
そう考えると、すごいね!

また、地域差はありますが、COVID-19のワクチン接種が本格的に行われ、欧米でマスクを外し始めるようになったのは、2021年の後半から2022年にかけての期間です。

つまり、マスクを必要としなくなる国が増えてきました。

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黒川
ということは、技術も進化したし、マスクも必要なくなったわけだから?山下さん?
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山下
そうか、Apple社もわざわざ昔の技術で商品を出すメリットが無くなったんだね。

そうです。今後、Apple社が新商品として、指紋認証の機種を販売することは考えにくいです。

日本の対応

日本のCOVID-19に対する考え方は、世界と比べて慎重でした。
COVID-19の感染症法上の2類相当から、5類に引き下げられたのは2023年(令和5年)5月8日です。

一部ユーザーの声(指紋認証)にも応えるApple社

指紋認証派の方は、2022年には朗報がありましたね。

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山下
おお、iPhoneSE第3世代の販売だね。

早速、購入をされた指紋認証派の方々もいらっしゃることっでしょう。さらに、iPhoneSE第3世代のプロセッサ(情報処理装置)には、iPhone13と同じA15 Bionicというチップセットが搭載されています。

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黒川
指紋認証派には、嬉しいニュースでしたね。iPhoneSE第2世代を使っていた友人は、すぐに乗り換えましたよ。

iPhoneの廉価版であるSEシリーズでは、よりリーズナブルな価格で、iPhoneを提供するためのApple社の戦略もあることでしょう。

さらには、指紋認証を採用することで、より多くのユーザーに選択肢を提供し、顧客のニーズに応えるとともに、幅広い層のユーザーにアピールすることができていますね。

第2世代第3世代と同サイズのSEシリーズ

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山下
iPhoneSE第2世代と同じサイズだから、ケースなどがそのまま使えるっていうのも魅力の一つだね。

iPhoneSEシリーズのiPhoneケースの一例です。

2023/8/6現在 楽天1099円~

2023/8/6現在 Amazon2580円~

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黒川
従来のアクセサリーがそのまま使え、新しく販売されたアクセサリーもあるので、その分種類が豊富です。

iPhoneSEシリーズの今後にも目が離せません!!

企業Apple社の姿勢と社会的責任についての一考察

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山下
Apple社は、いつも僕たちユーザーの予想をこえたものを発売する気がするなあ。

山下さん、いい所に目を付けましたね。次の二つの動画を見てください。

表参道Appleストア前に長蛇の列ができた様子

一つ目は、先程話題になったiPhoneX(初のFace IDシステム)が、日本で販売された時のニュース映像です。

発売当日に表参道Appleストア前に長蛇の列ができた様子のニュース映像。
封筒からMacBook Airを取り出すジョブス氏

二つ目の映像はこちら、今は亡きスティーブ・ジョブス氏が、MacBook Air (2008)を封筒から取り出すパフォーマンスをした伝説のプレゼンの様子です。

2008年当時、封筒に入るほどの薄さのMac book airを強烈に世間に知らしめたジョブス氏
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黒川
どちらも、これぞApple社と思わせるような映像ね。

そうですね。ジョブス氏のプレゼンは、毎回ニュースになりました。

下は、Apple社が発売をして世間でニュースになった商品の一例です。

1980年代 Apple Macintosh (1984):初の商用GUI(Graphical User Interface)を備えたパーソナルコンピューターです。
1990年代Apple Newton (1993):初のPDA (Personal Digital Assistant) であり、スマートフォンの先駆けとなるデバイスです。

iMac (1998):USBポートやインターネット接続機能などの先進的な機能を備えたオールインワンデスクトップコンピューターです。
2000年代MacBook Air (2008):薄型・軽量のノートパソコンであり、当時の最先端のノートパソコンとして注目されました。

iPod (2001):大容量のMP3プレーヤーであり、iTunesと組み合わせて革命的な音楽体験を提供しました。
2010年代iPhone (2007):マルチタッチディスプレイ、iOSアプリストア、加速度センサーなど、多くの革新的な機能を備えたスマートフォンです。

iPad (2010):タブレットコンピューターとして大きな成功を収め、タッチスクリーン技術の先駆者となりました。

MacBook Pro Retina (2012):高解像度ディスプレイを備えたノートパソコンで、画質において他社に先駆けていました。

Apple Watch (2015):健康・フィットネス機能やアプリケーションプラットフォームを備えたスマートウォッチです。
2020年代Apple Silicon:自社開発のARMベースチップをMacに採用し、高いパフォーマンスとエネルギー効率を実現しました。
Apple社商品の一例
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山下
おぉ、当時ニュースで見たよ。今でも覚えている商品がある。

Apple社も一企業です。利益を出さなくては、資本主義社会の中では立ち行きません。上の年表からも分かるように、常に私たちユーザーに、最新のテクノロジーを提供し続けています。

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黒川
なるほど!!毎回、私たちユーザーが、アッと驚くような製品を開発して、他社と差別化を図っているわけね。

そうです。そのように最先端のテクノロジーを私たちに提供することで、私たちの生活が、豊かになっていくのです。

また、世間からはそのような、最新のテクノロジーの提供を毎回、期待されています。

さて、山下さん次は、どんな製品が飛び出してくるのか、予想して当ててください!!

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山下
うわあ、すごいプレッシャー!!

まとめ

いかがでしたでしょうか。さて、今回のまとめです。

  • COVID-19パンデミックへの対応として、マスク有でもFace IDシステムが可能になった点は、実はすごいことです。
  • Apple社は、指紋認証派のユーザーにも配慮し、廉価版のiPhoneSE第3世代にも指紋認証システムを採用することで、幅広い層のユーザーにアピールしているといえます。
  • Apple社は、常に革新的な製品を提供し、テクノロジーの向上を通じて、ユーザーの生活を豊かにしていることが分かります。
  • Apple社は常に革新的なテクノロジーを提供し、今後もユーザーに魅力的な製品を提供するでしょう。
    しかし、マスク有無を問わず、高度なFace ID技術を持つApple社が、過去の指紋認証搭載の機種を再び新商品として発売する可能性は、極めて低いでしょう。

以上、「iPhone13指紋認証」の角度から、Apple社を読んでみました。

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。