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Apple製品はウイルス対策が必要ないと言われていますが、本当なのでしょうか。
私のiPadはウイルス対策は何もしていません。
実は危ないのはウイルスだけではありませんよ。
今回は、iPadのウイルス対策について解説していきます。便利なiPadを安心して使えるようにしましょう。
iPadにはウイルス対策が必要ないのか?
長らくApple製品にはウイルス対策が必要ないと言われてきましたが、一体どういう仕組みになっているのでしょうか。
確かに、どんな仕組みになっているんでしょうか。
とても信頼できる仕組みですよ。今の時点では、ウイルス対策は必要ないでしょう。
iPadのウイルス対策はどうなっているのか解説します。
ウイルスに出会わない構造
iPadは、ウイルスに出会わない構造になっています。iPad利用者は、アプリをApp Storeを通してしかインストールできないからです。
ウイルスはアプリの中に仕込まれています。App Storeで公開されているアプリはとても厳しい審査を通った安全なアプリだけです。
他のパソコン端末では、Chromeなどからアプリをインストールする事ができます。
しかし、iPadのようにApp Storeからのみアプリをインストールできる事によって、ウイルスに出会わない構造が出来上がるんですね。
サンドボックスの仕組み
iPadでインストールしたアプリは、サンドボックスという仕組みの中に保存されます。サンドボックスは、アプリごとの隔離された領域です。
それぞれのアプリにサンドボックスの領域があるので、他のアプリを動作させてもお互いに影響し合いません。
そのため、例えウイルスが入っているアプリがインストールされたとしても、他のアプリもiPadも安全でいられます。
サンドボックスという仕組みはiPadのウイルス対策にとても重要なのです。
iPadのウイルス対策5つ
それでも万全を期してウイルスに感染しないようにしたいですね。
何に気をつければいいんですか?
ウイルス対策になる知識をつけておきましょう。
ここでは、知っておきたいウイルス対策になる行動を5つご紹介します。
iOSやアプリを最新のものに保つ
iOSやアプリは、常に最新のものに保ちましょう。新しいものにアップデートしておいた方が、セキュリティが強固になります。
ウイルスに対しても、アップデートした方がより安全です。
iPadOSやアプリのアップデートの通知が来たら、すぐに実行するようにしておくといいですね。
App Store以外からアプリをインストールしない
アプリはApp Storeからのみ、インストールするようにしましょう。自分のiPadには、信頼できるものだけを入れるように心がけてください。
App Store以外からもダウンロードできるアプリがありますが、ウイルスに侵されている可能性があります。
アプリはApp Storeからのみ、インストールすれば安全です。
発信元がわからないWi-Fiを使用しない
発信元がわからないWi-Fiは使用しない様にしましょう。ウイルスを仕込む目的で、フリーWi-Fiを飛ばしている可能性があります。
今は外に出るといろいろな所でフリーWi-Fiが飛んでいますが、それを当たり前のように使用している事もありますよね。
ウイルス対策のために発信元がわからないWi-Fiは使用しない様にしてください。
不審なメールは開かない
送信元が怪しい業者や人物の場合は、メールを開かないようにしましょう。何が送られてきているかわからないからです。
ウイルスが入っていたり、知人のふりをしてあなたの個人情報を聞き出そうとしている可能性もあります。
心当たりのない怪しい不審なメールは開くと危ないので注意してください。
怪しいサイトにアクセスしない
怪しいサイトにもアクセスしないようにしましょう。個人情報流出を狙った怪しいサイトかもしれません。
よく知られた通販サイトや、公的機関を装ったURLで個人情報を抜き取ろうとするサイトも存在します。
ウェブサイトのURLを確認して、「https」から始まるSSL化がされたURLかどうかを確認してアクセスするか判断してください。
ウイルスに感染した時の対処法
上記で解説したことを気を付けていても、ウイルスに感染する事があるかもしれません。
そんな事を考えたくないですね。
いや、ちゃんとウイルスに感染した時の対処法まで知っておいた方が安心ですよ。
ここでは、いざという時にすぐ対処できるように、ウイルスに感染した時の対処法を解説します。
怪しいアプリを削除する
iPadがおかしい場合は、インストールしたばかりのアプリの中に怪しい物があるかもしれません。それを削除してください。
身に覚えのないアプリがインストールされていないかも合わせて確認してください。
iPadOSをアップデートする
iPadOSを最新の状態にアップデートしていない場合は、アップデートしましょう。
最新のiPadOSは、新しく作られたウイルスを無効にする効果があるかもしれません。
すぐに新しいiPadOSにアップデートすると困りごとが起きる可能性があるので後回しにしがちですが、起こっている不具合を直してくれるかもしれません。
iPadを初期化する
不具合が直らなければ、iPadを初期化しましょう。データのバックアップをとって、iPadを出荷時の状態に戻します。
いざという時のためにバックアップをとっておくと安心ですね。
下記の記事は、iPhoneのバックアップの方法ですが、iPadに置き換えてバックアップを取る事ができます。
バックアップが必要になる場面は多いので、ぜひ合わせてお読みください。
悪質な詐欺に注意
ウイルスは大丈夫でも、詐欺に遭遇する事はあるかもしれません。
個人情報を盗まれたり、お金を請求されたりするんですよね。
それは、フィッシング詐欺やワンクリック詐欺と呼ばれています。
ウイルスとは違った詐欺について解説します。
フィッシング詐欺
フィッシング詐欺とは、送信者を偽ったメールなどを送り付け、そこからクレジットカード番号、アカウント情報(ユーーーID、パスワードなど)の情報を盗み出す行為の事です。
総務省の統計によると、2021年12月のフィッシングの被害は63159件にものぼっています。
自分の個人情報が流出して悪用されると思うと怖いですよね。私にもたまに身に覚えのない怪しいメールが届くので、絶対に開けない様にしています。
ワンクリック詐欺
ワンクリック詐欺とは、ウェブサイトやメールにあるURLを一度クリックしただけで、一方的にサービスへの入会などの契約が成立したかのように見せかける詐欺です。
多額の料金の支払いを求められます。ウイルスとは違い、ウェブブラウザーの機能を使って不正請求のページをしつこく表示します。
フィッシング詐欺もワンクリック詐欺もiPadを使っていて被害に合うかもしれません。
この様な詐欺が横行している事実を知って、被害を食い止めましょう。
まとめ
ここまでiPadにウイルス対策についてまとめました。
- iPadのウイルスに感染しない仕組みを知る。
- iPadで気を付けておきたいウイルス対策5つを知る。
- ウイルスに感染した時はすぐに対処する。
- フィッシング詐欺とワンクリック詐欺に注意する。
必要であればウイルス対策やセキュリティ対策ソフトを入れる事を検討してみてくださいね。
便利なiPadを安心して使えるようにしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。