LINEには、メッセージを受信した相手がそのメッセージを確認したときに既読と表示される機能があります。
そして、既読と表示された時点で相手がメッセージを確認したことがわかるので、送信した側にとってはとても便利です。
一方で、メッセージを受信した側は既読を付けた時点から「早く返信しなければ…」と考えてしまうこともあり、誰もが一度は「既読表示されたメッセージを未読にもどすことはできないか?」と考えたことがあるのではないでしょうか?
この記事ではLINEで既読表示を未読にもどす方法の有無だけでなく、既読表示させずにメッセージを確認する方法や既読をつけた場合の対処法についてもご紹介するので、ぜひ最後までぜひお読みください!
既読表示を未読にもどす方法はあるか⁉
はじめに、既読表示を未読にもどす方法は、現在のところありません。
たしかに、そのような方法があれば便利と考える人が多いとは思いますが、実は既読表示機能こそがLINEの強みであり、日本にLINEを普及させた最大の要因でもあります。
なぜ、LINEで既読表示されるようになった?
LINEの既読表示機能は、2011年3月に発生した東日本大震災をきっかけに開発されました。
当時の安否確認方法は、電話するかメールの返信を待つことが主流でした。しかし、状況によっては電話やメールする余裕がないかもしれません。
そのような時でも、メッセージを確認し既読を表示させることで返信することなく安否を知らせることができます。
東日本大震災以降、さまざまな災害時にこの既読表示機能が安否確認として利用されており、既読表示を未読にもどすという考えは、LINEの機能を最大限に活用することにならないかもしれません。
たしかに、このような理由を踏まえると、今後も既読表示を未読にもどす機能は開発されないかもしれませんね。
しかし、iPhoneには既読表示させることなくメッセージを確認することができる方法があるので、今回は操作が簡単ですぐに利用できる方法を3つご紹介します。
【iPhone】既読をつけずにメッセージを確認する方法3選
1. 通知センターで確認する
通知センターに表示されたメッセージを長押しすることで確認できます
メリット
・操作が簡単(通知センターにメッセージが表示されない場合は設定要)。
デメリット
・画面をタップしてしまうとLINEが起動すると同時に既読表示されてしまう。
・メッセージが長文だと、すべてを確認できないこともある。
※メッセージが通知センターに表示されない場合の設定方法
設定 → 通知 → LINE → 通知を許可(ONにする)
2. トークルームで確認する
LINEを起動して、メッセージを確認したい相手のトークルームを長押しすることで、確認することが可能です。
メリット
・操作が簡単。
デメリット
・画面をタップしてしまうとLINEが起動すると同時に既読表示されてしまう。
・メッセージ数が多いかメッセージが長文だと、すべてを確認できないこともある。
3. 機内(フライト)モードで確認する
機内モードをオンにすることでインターネット接続が切断されるので、既読表示させることなく確認できる。
メリット
・受信済みのメッセージをすべて確認できる。
デメリット
・機内モードを解除すると、既読表示されてしまう。
・新規のメッセージを受信できない。
ご紹介した方法それぞれにメリットとデメリットがあるので、ご自身が使いやすい方法を試してみることをオススメします。
既読をつけた場合の対処法
・友人や恋人の場合
友人や恋人との関係性にもよりますが、遅くとも当日中に何かしらの返信はすべきでしょう。
なぜなら、メッセージを確認する以外にも生活するうえでスマートフォンを利用しているでしょうし、仕事や寝ている場合などを除けば、メッセージを確認できるタイミングは必ずあります。
そのようなスマートフォンが欠かせない生活状況にもかかわらず返信できないというのはありえないと考える人が多数です。
もし、返答に時間を要する内容であるならば、いつ頃に解答できるかの目安を伝えてあげるだけで、相手に安心を与えることができます。
既読表示させてしまったけれど返信をすることができないのであれば、返信の際にすぐに返信できなかった理由を添えるだけで好印象です。
・仕事に関わる場合
仕事に関わる連絡の場合は、基本的にはできるだけ早めに返信すべきです。
とくに既読表示させてしまった場合は、なにかしらの返信はしましょう。
既読表示させることなくメッセージを確認したとしても、「確認ができ次第ご連絡します」などと、早めのアクションを行いましょう。
もちろん、返信を翌日に持ち越すことはNGです。
まとめ
今回は、LINEで既読を未読にもどす方法はないことや既読をつけずにメッセージを確認する方法を3つ、そして既読をつけた場合の対処法をご紹介しました。
LINEはコミュニケーション手段のひとつにすぎませんし、既読表示、返信のタイミング、返信の頻度、文章の量など人によって使い方や考え方は千差万別です。
自分の考え方に誇示することなく、相手にとってベストな対応ができるようにLINEをしていきたいですね。