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電話が掛かって来たと思ったら、勝手に留守電になっちゃったんです! 切られるし、掛け直さなきゃいけないしで、大変でした……。
こうしたお悩み、ありませんか? 意図しないタイミングで留守番電話になってしまうのは、とても困りますよね。設定を直す方法・原因を、状況ごとにわかりやすくまとめました。この記事を参考に、一緒に設定を見直してみましょう!
iPhoneが勝手に留守電になる状況① iOSのアップデート後になった場合

勝手に切り替わるようになったタイミングが「iOSがアップデート直後」である場合は、「ライブ留守番電話」という機能の設定が勝手にONになっている可能性があります。

この場合は、設定を「OFF」にすれば解決するでしょう!
直し方
アプリ「設定」>「アプリ」の項目 >「電話」の項目 >「ライブ留守番電話」の項目 > 設定をOFFに切り替える
設定アプリを開き、「アプリ」→「電話」→「ライブ留守番電話」の順に項目を探してタップしていきます。【ライブ留守番電話】がON(有効)になっていれば、OFFに切り替えてみて下さい。
原因
これはiOS18から搭載された機能です。アップデート後、自動的に(勝手に)ONに設定されてしまったのかもしれません。
この機能が働いていると、着信音やバイブが鳴り始めてから約20秒足らずで留守番電話に自動的に切り替わってしまいます。それが助かる場合もありますが、留守番電話にするつもりがないなら、余計なお世話ですよね。
意図した設定ONで無ければ、見直して設定解除しておきましょう。
▽ 合わせて読みたい!|気になる着信音、どうやったら静かになるの!?
iPhoneが勝手に留守電になる状況② 特定の番号からの着信時のみの場合

他の通話相手の時は発生しないのに、【特定の人からの着信時のみ留守番電話に切り替わってしまう】なら、「不明な発信者を消音」の機能が働いているのかもしれません。

この場合も、設定をOFFにして動作を確認してみましょう!
直し方
アプリ「設定」>「アプリ」の項目 >「電話」の項目 >「着信」の項目 > 「不明な発信者を消音」の設定をOFFに切り替える
設定アプリを開き、「アプリ」→「電話」→「着信」の順に項目を探してタップしていきます。【不明な発信者を消音】がON(有効)になっていれば、OFFに切り替えてみて下さい。
原因
iOS 13から搭載された機能です。「不明な発信者を消音」の機能が有効な場合、
- 連絡先に電話番号が登録されていない
- これまで1度もやりとりが無かった
など、関わりの無い相手からの電話が掛かって来た際に「消音」されます。つまり、着信メロディが鳴らない状態になるのです。通知も表示されません。
掛かって来た電話はそのまま留守番電話に繋がります。

じゃあ「この人からの電話には出たい!」と思ったら、個別に連絡先に追加するのもいいんですね。

自分から電話を掛けたり、電話番号でショートメッセージを送り合ったりしていれば、この機能は働きません。
参考:apple公式サポート|スパム電話を検出して着信を拒否する
注意点
この機能をOFFにすることには、デメリットもあります。それは望まない営業電話や詐欺の電話も、通常通り着信してしまうおそれがあることです。
「不明な発信者を消音」の機能自体がもともと、「知らない相手や怪しい相手からの電話に出たくない」というニーズのためにあるようなもの。この機能をOFFにすると、機能のメリットも受けられなくなります。
OFF(設定解除)にした結果困るようであれば、またON(有効)に戻すことも検討してみて下さい。

ちなみに、発信者が「通信業者がスパムと判断した番号」であれば、そもそも着信する間もなくブロックされます。
▽ 詳しくは、こちらの記事もご覧ください!
その他|iPhoneでの留守番電話の豆知識・便利機能

iPhoneで留守番電話に関する豆知識、知っていると便利な機能を紹介します。
- 圏外・電源OFF時はどうなる?
- 「無応答転送」機能とは
圏外・電源OFF時はどうなる?
電波の届かない環境に居る時や、そもそもiPhoneの電源がOFFになっている時、着信があってもライブ留守番電話には繋がりません。

この場合は、通信キャリアの留守番電話サービスを契約していれば、通信キャリア側の方で伝言を預かってもらえるかも!
「無応答転送」機能とは
通信キャリアのサービスによっては、「無応答転送」の機能が使えます。これは応答できなかった(着信中に電話に出られなかった)場合、任意の番号に転送できる機能です。

たとえば、2台持ちをしていて「Aのスマホに着信があったら、Bのスマホの方で出たい」なんて時に便利ですね!
まとめ
今回はiPhoneで「勝手に留守番電話になってしまう」というお悩みについて、解決方法を状況に合わせて2つ紹介しました。
- iOSのアップデート後になった場合は、「ライブ留守番電話」の設定を確認してみる
- 特定の番号だけが留守番電話になってしまう場合は、「不明な発信者を消音」の設定を確認してみる
あなたのパターンはどちらでしたか? iPhoneに標準搭載された「ライブ留守番電話」の機能が使いづらいようなら、OFFにして、代わりに通信キャリアの留守番電話サービスを契約するのも1つの方法です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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