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iPhoneの最近の機種から搭載されるようになった機能「衝撃自動通報」、どこから設定できるどんな機能かご存じでしょうか? 交通事故のニュースで聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

「アイフォンが自動で通報してくれる」とか? よく交通量の多いところを通るので、僕も機能が欲しいです! ……でもどこから設定するのかなぁ。

「機能が勝手に働いて、誤通報してしまって困った」という声も聞きました。不要な人は設定をOFFにしたいですよね。
この記事では、「衝撃自動通報の機能をON/OFF切り替える手順」、「そもそもどんな機能なのか」、「誤報してしまったらどうすればいいのか」を順番に解説します。サクッと簡単に紹介しますね!
アイフォン版「衝撃自動通報」設定をたしかめる【手順】

設定を確認・切り替える時は、次の手順で操作します。
- 【設定】アプリを開く
- 【緊急SOS】を選ぶ
- 【激しい衝突事故発生後に電話】のオン/オフを切り替える(使いたい時はオンに、不要であればオフにする)

最初はデフォルトで「オン」に設定されています。機能を使いたくない人は手動でオフにしておきましょう。

命を助けるための機能なので、迷うなら、オンのままにしておくのがおすすめです!
参考:Apple公式|事故に遭ったときにiPhoneやApple Watchの衝突事故検出で助けを呼ぶ
▽ おすすめ関連記事|通話のトラブル、実は設定が原因かも?
そもそも、どんな機能なの?

「すさまじい衝撃」を感じた時にスマホが【事故が起こったかもしれない!】と判断し、救急(119番)にオートで通報してくれるシステムです。
事故でスマホの持ち主が意識を失ったり、ひどいケガなどでアイフォンを操作できなくなってしまったりした時、もしも周囲に誰も居なければ通報が遅れてしまいますよね……。そんな時、「人間の代わりにスマホが救急車を呼んでくれる」のです。
いままでアンドロイドの一部機種で搭載されていたこの機能が、iPhone14からアイフォンにも搭載されるようになりました。

深夜の単独事故や、人通りの少ない道など、現場近くに他に誰も居なかったら……。いつ発見してもらえるかわからないなんて、怖いです(汗)
検知時の動き
衝撃を検知した際にアイフォンは自動で「これは事故の衝撃かどうか」を判断します。「事故かもしれない」と判断されたら、まず【通知】が画面に表示されます。
通知を表示している間にキャンセル操作されなければ、20秒後に自動的に緊急通報の発信へとプロセスが進みます。

緊急通報の発信と共に、現在地の緯度・経度からの座標などが伝えられます。
参考:Apple公式|iPhone 14以降で衝突検出を管理する
もし誤報してしまった時は……

命を救う機能ですが、誤報されてしまうケースもあるようです。もし誤報してしまった場合は、下記の2つの対応をしましょう。
- まだ通知が表示されている段階だったら……キャンセル操作をする
- 緊急電話が発信された段階だったら……オペレーターに繋がった時に「誤報です」と伝える
- 後で消防署などから折り返し、確認の電話が掛かって来たら……電話に出て「誤報です」と伝える

正直に「すみません。スマホの自動通報で誤報してしまいました。間違いです」と伝えるのがベストです。
- 高所からスマホを落としてしまった
- スキーやバイクなどの走行中に、スマホを落としてしまった など
「誤報です」と、ちゃんと伝えた方がいい理由
緊急通報も、回線やオペレーターの人数が限られています。誤報の際もオペレーターには「誤報なのか」「通報者がしゃべれないほど危険な状態にあるのか」がわかりません。
そのため、電話が無言で切れてしまってからも、何度か改めて確認の電話が掛かってくることがあります。

「間違い通報だ」と早めにわかれば、貴重な回線やオペレーターの手が取られずに済むんですね。

「怒られるかも……」と不安かもしれませんが、勇気を出して正直に伝えてくださいね!
参考:総務省消防庁
まとめ
この記事では、iPhoneにも搭載されるようになった「衝撃自動通報」についてお伝えしました。
- 設定の切り替えは【設定アプリの「緊急SOS」の項目】から
- すさまじい衝撃があった時、自動で緊急通報してくれる機能
- 誤報してしまったら、正直に「間違いです」と伝えましょう!
近くに誰も居ない環境で事故当事者になった時、あなたの代わりにアイフォン愛機が救急車を呼んで救ってくれるかもしれません。できるだけONにしておくことをおすすめします。
リスクを承知の上で「誤報が嫌だから……」などの理由でOFFにしたい場合は、デフォルトではON状態なので、設定から手動で切り替えておきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。