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マナーモードはフィーチャーフォン、いわゆるガラケー時代から携帯に搭載されている機能ですが、アンドロイドスマホに乗り換えてからマナーモードの設定、解除方法が分からない、とお困りではありませんか?
電車に乗っている時や、会議中などはマナーモードにするのが礼儀でしょうし、逆に大事な連絡があるときは、ちゃんと着信音が鳴るようにしておかないといけませんよね。
そのためのマナーモードなのに使い方が分からないがため、マナーを失するようなことをして信頼を失うなんてもったいない!
本記事では、アンドロイドスマホにおいてのマナーモードの設定、解除の方法を解説していきます。
マナーモードの設定・解除
※ Android端末は機種によって操作方法・画面表示が異なる場合があります。この記事で紹介する方法・画面のスクリーンショットは一例です。あらかじめご了承下さい。
音量ボタンで調整する方法
スマホ本体の右側にある音量ボタン(-)を長押しして、音量を最小まで抑えましょう。音量の大きさを示すバーのコントロールキーが左端まで完全に行き切っていれば完了です。
解除したい場合は、音量ボタン(+)を押せば再び着信音をオンにすることができます。
音量ボタンで調整する方法②
音量ボタンで調整する方法はもう一つあります。
音量ボタンを押した際に出てくる、音量バーがありますよね。
その音量バーに付いているベルマークをタップしてください。
すると、通常モード、マナーモード、サイレントマナーモードという風にモードが切り替わっていきます。
ステータスバーから設定する方法
スクリーンの最上部から下へと画面をスライドしてください。
すると、Wi-FiやBluetoothのオン/オフを設定できるステータスバーが出てきます。
このステータスバー中部にある、「サウンド」と書かれたアイコンをタップしてください。
「音量、バイブなし」、「音量なしバイブのみ」、「マナーモード解除」という風に、タップしていると3つの機能が順繰りに設定されていきます。
機種によって配置が異なる場合がありますが、この手順とほぼ同様で行えます。
スピーカーのアイコンをタップすることで、マナーモードの設定、解除を選べます。
▼ マナーモードの使い方がわからずにアタフタ……なんてことになる前に、しっかりマスターしておきたいですね!
便利!マナーモード自動設定機能
設定の仕方さえ覚えてしまえば、後はなんてことないと思います。
ですが、電車通勤時にマナーモードにして、昼はマナーモード解除、帰宅時にはまたマナーモード、帰ってきたら解除して寝る前にまたマナーモードに……。
こんな事を毎日繰り返していれば、いちいち設定するのが億劫になってくるでしょう。
何なら忘れてしまうことだって。
そんな面倒臭いタスクを手助けしてくれるのが、「自動マナーモード設定機能」です!
何の捻りもないその名前の通り、時間さえ設定して機能をオンにすれば、後は自動でその時間帯にマナーモード設定をしてくれるスグレモノです。
しかも、アプリではありません!
デフォルトの機能です!
データ容量を圧迫しないところもgoodですね!
それでは、自動マナーモード設定機能について、設定機能の設定の手順を解説していきます。
「自動マナーモード設定機能」は、Android端末の機種によっては搭載されていないこともあります。
1.「設定」を開く
まずは、「設定」を開いてください。
そして、次に「サウンドとバイブ」をタップしましょう。
機種によっては、「音」と表示されています。
お次は、「通知の鳴動制限」を開いてください。
2.時間帯の設定
ここからは実際に、マナーモードにしておきたい時間帯を設定していきます。
「時間帯の設定」、もしくは「追加」をタップしてください。
すると「繰り返し」、「開始」、「終了」という要項が表示されますね。
「繰り返し」では曜日を、「開始」ではマナーモードにしておきたい時間の開始時刻、「終了」ではマナーモード設定を解除したい時刻を設定してください。
これで、設定は完了です。
ちゃんと「通知の鳴動制限」画面に戻り、設定のボタンがオンになっていることを確認しましょう。
マナーモードで設定できること、できないこと
マナーモードにしただけでは、端末からの音声が完全に断たれることはありません。
マナーモードで制御できる音声というのは、着信音(通知音)とシステム音の二つです。
反対に制御できないのは、メディア音とアラーム音の二つとなっております。
それぞれの単語の意味を知り、礼を欠かないマナーを身につけるために活かしてください。
着信音(通知音)
着信音、通知音はご存知の通り、電話やメール、LINEでの連絡を受信したことを伝える音声のことです。
打ち合わせ中や授業中、全員が真面目に仕事や勉強に取り組んでいる最中、突如として「ラぁイン!」とスマホが叫んでしまった経験はありませんか?
予期していなかった突然の叫び声に、周囲の人たちは驚き、冷たい眼差しを向けてきたはずです。
そんな、想像するだけでも背筋の凍るような恐怖のシチュエーションは、マナーモードに設定することで避けられます。
システム音
システム音は、端末を操作している際に出る操作音のことです。
画面をタップしていたら、「タプタプ」とか「カッカッ」などのような音が出ていますよね。
マナーモードにすると、このシステム音がミュートになります。
ちなみに、常時サイレントマナーモードにしている私はシステム音に耳が慣れていなさ過ぎて、「タプタプ」という音が何かの故障なのではないかと一瞬疑ってしまいます。
メディア音
これは、YouTubeやゲームなどをしている時に出る音声です。
これは、マナーモードにしていてもメディア音を消音していなければ、音声は流れてしまいます。
電車に乗っている時、ゲームアプリを開いたら、キャラクターが大声でゲームタイトルを宣言した経験はありませんか?
私はあります。
あのいたたまれない気持ちったらないですよね。
あ、お仲間が……。
マナーモードにしているからと安心して、確認を怠ることはオススメしません。
アラーム音
これはおそらく説明するまでもないかもしれませんね。その名前の通り、アラームのサウンドのことです。
ですが、これはマナーモードでミュートされてはいけないサウンドでしょう。
夜中、睡眠を邪魔されないようにマナーモードにしていたら、一緒にアラーム音もミュートになっていた、なんて機能として本末転倒ですよね。
ご心配ありません。
マナーモードにしていても、アラーム音はミュートになりません。お眠りの際は安心してマナーモードに設定しても大丈夫ですよ。
まとめ
- マナーモード設定には、音量バーを完全にゼロにする方法、音量バーのベルもしくはスピーカーアイコンをタップして設定する方法、ステータスバーから設定する方法の3つがある。
- 「通知の鳴動制限」画面から、マナーモードにしておきたい時間帯を設定することで、自動でマナーモード設定をしておいてくれる。
- マナーモードは、着信音(通知音)とシステム音をミュートにしてくれるが、メディア音とアラーム音は個別で設定する必要がある。
いかがでしたか?
昔ながらのパカパカケータイとは大分と違った方法なため、スマホに乗り換えたばかりでしたら、少々マナーモード設定に戸惑ってしまうかもしれません。
勿論、別機種のスマホからでも。
ですが、一度覚えてしまえば、それほど難しくもないでしょう。
これからもマナーモード機能を駆使して、マナーを欠くことのないようご注意ください!
ご清覧ありがとうございました。