本日もやってまいりました!サイト運営スタッフが「知らなきゃ損な iPhone 情報」をお届けさせていただきます!
アプリ、写真、動画を保存しすぎてメモリーが足りなくなった、なんてことになった経験はございませんか?
削除しようにも、どの写真や動画も大事なもの。消すだなんてそう簡単にはできませんよね。
そこで、今回はアンドロイド携帯へのSDカード装着方法を解説いたします!
もう大事な記憶を消さなくても大丈夫!
それでは早速、解説していきます。
SDカード装着
それでは早速、SDカードの取りつけ方法について解説していく訳ですが、事前に準備しなければならない物がありますので、ご確認ください。
事前に準備するもの
- microSDカード
- お使いの端末
- SIMカード取出しピン(必要な場合のみ)
SIMカード取出しピンが必要な場合とは、SDカードの取出し口がSIMカードと同じ取出し口となっている場合です。
多くは、端末を購入した時の付属品として端末の入っていた箱に一緒に入っているはずです。
もし無いのでしたら、他の日用品、例えば安全ピンやクリップなどでも代用は出来ますが、あまりオススメしません。
1.SIMカード/microSDカードトレイを引き出す
まずはお使いの端末の電源をお切りください。
その後、SIMカード/microSDカードトレイを引き出してください。
トレイにミゾがある場合は、爪を引っ掛けてトレイを出しましょう。無い場合は、SIMピンを挿す穴があるはずです。そこに「カチッ」という感触があるまで押し込んでください。
このトレイと中のSIMカードは非常に繊細な部品です。斜めに引き出したり、カードを粗雑に扱うと、故障の原因になります。慎重に扱ってください。
2.SDカードをSIMカード/microSDカードトレイに取り付ける
トレイを引き出したら、トレイにSIMカードとmicroSDカードをはめ込む穴があるはずです。そこにSDカードを入れてください。端子(金属)部分を下にします。
カードの表裏に気を付けてSDカードを入れたら、トレイを押し込んで元の位置に戻しましょう。
SDカードの装着はこれで完了です。
3.SDカード認識設定
SDカードを装着して端末を起動させると、カードをどういった用途で使うのか、ということを問う通知が表示されます。
機種によっては通知の表示が異なっている場合もありますが、「外部ストレージとして使用」か「内部ストレージとして使用」の二択であることがほとんどです。
それぞれ、自分にあった使い方を選択してください。参考までに、どちらがどういう風に良いのか、ということを紹介しておきます。
外部ストレージとして使用する場合
外部ストレージとして使用するということは、SDカードがメモリーを保存するカードとして単独で働くようになる、ということです。
恐らく、この使い方をすることの方が多いのではないでしょうか。
この使い方であれば、写真や動画、音楽などを端末からカードに移動させ、他の端末に移すことが出来ます。
しかし、保存できるデータの種類が限定されてしまいます。
内部ストレージとして使用する場合
内部ストレージとして使用するということは、装着したSDカードをその端末専用のストレージとして使用するということです。
これを選択することで、端末自体に保存できるデータ量がかなり増えます。そのうえ、外部ストレージとして使用する場合とは異なり、ほぼ全ての種類のデータを保存できるのです。
しかし、装着したSDカードを外すと、そのカードに保存されていたデータは削除されることになってしまいます。
SDカードの選び方
SDカードの装着方法を解説したところで、肝心のカードはどんなものが良いのか、という点について解説していきます。
「SDカード」には三種類ある
本記事では、「SDカード」という風に総称しておりますが、正式名称としての「SDメモリーカード」には、三種類あります。
「SDカード」、「miniSDカード」、「microSDカード」の三種類です。これらのカードの違いは主に、サイズです。
ほとんどのアンドロイドスマホに対応しているのは、microSDカードです。しかし、カードをご購入される際には、あらかじめ端末に対応しているカードの種類を確認しておきましょう。
SDカードの価格も最近ではお手頃なものが増えてきたとはいえ、やはり無駄な出費は避けたいところですよね。
容量だけではなく転送速度にも注目
SDカードにも実は速度というものが重要なスペックとなります。それこそ、容量の大きさと並んで、機器の使用感に関わってくるでしょう。
この転送速度を見る方法ですが、ネット通販などであれば商品の概要欄等に、「○○MB/s」と書かれているはずです。店頭販売であっても、商品パッケージに必ず記載されています。
この「○○MB/s」という転送速度は、データの書き込みにかかる速度を表しています。確かに大きな容量があればその分、大量のデータを保存できますが、保存に時間がかかってしまいます。
そのストレスに大いに関わってくるのが、転送速度なのです。転送速度が大きければ大きいほど、データを保存するスピードが速くなります。
実はSDカードよりスゴいSDカードがあった!
ここまでSDカードをどう取り付けて、どういった選び方をしたらいいのか、ということについて解説してきましたが、ここでお知らせしておきたいことがあります。
実は、「SDカード」を超えるスゴい「SDカード」があるのです!
それらはSDカードと一括りにはされていますが、従来の規格を超えているそれらは、「SDHC」や「SDXC」と呼ばれます。
一つずつ説明していきましょう。
SDHC
SDHCとは、従来型のSDカードのワンランク上をゆく性能を誇っています。
ですが、現在はSDHCが主流なので、アナタが知っている、または欲しいと思っているであろうSDカードもまた、おそらくSDHC規格のSDカードだと思います。
具体的に従来のSDカードと何が違うかと申しますと、そのデータ容量と転送速度の大きさが異なります。
普通のSDカードであれば、最大容量は2GBまで、最大転送速度は25MB/sであり、最低保証速度は最大で10MB/sとなっております。
ですがSDHCならば、最大容量は32GB、最大転送速度はなんと624MB/sなのです!
普段使いならば、これほどのスペックがあれば十分でしょう。もちろん、従来型のSDカードとは一線を画す快適な使用感が約束されています。
▼ SDHCの商品例
参考商品価格:950円(※ 記事作成時の「楽天市場」価格です)
・メーカー:サンワサプライ
・容量:32GB
・転送速度:20MB/s
SDXC
従来型のSDカードを遥かに上回るSDHCですが、さらにそれを上回るのが、SDXCです。
SDカード界における、金メダリスト的存在ですね。
気になるスペックですが、転送速度はSDHCと同等らしいです。しかし、容量は桁違い。
なんと、最大2TB!
TB(テラバイト)なんて滅多に使う単位でもありませんし、分かりにくいかもしれませんね。なので、この数字をGB(ギガバイト)に直してみましょう。そうするとその数字、なんと2048GB!
とてつもない容量の大きさですね。
水たまり程度の大きさしかない従来型のSDカード、それを遥かに上回る湖のような大きさのSDHC、そしてさらにアップサイジングした大海のごときSDXC。
しかし、注意が必要です。
あまりに大きすぎる容量のためか、スマートフォン端末で使用されることはあまり想定されていません。そのため、SDXCに対応していない機種も少なくないのです。
仮に対応していたとしても、最大容量までフルにデータを保存することが出来ない場合もございます。
価格も他の規格に比べて高額になっていますので、ご購入の際にはもう一考の後、検討してみてください。
▽ 写真のお悩み解決ついでに、スクリーンショットのテクニックはいかがですか? ご興味ありましたらこちらもぜひご覧くださいね!
まとめ
- SIMカード/SDカードトレイにSDカードを取り付ける
- SDカードを外部ストレージ、内部ストレージのどちらで使用するかを選択できる
- カードのサイズにはSDカード、miniSDカード、microSDカードの三種類があり、大体の端末がmicroSDカードに対応している
- SDカードの使用感には、容量と同時に転送速度も重要
- SDカードの規格にはSD、SDHC、SDXCの三種類があり、容量の大きさや転送速度が大幅に異なる
- SDHCが現在の主流
いかがでしたか?
どんなSDカードを選ぶべきなのか、そしてSDカードをいかなる手順で取り付けるべきなのか、という疑問は解消できましたか?
残しておきたい記憶というのも、生きていれば増える一方。それら全てを忘れるなんてとんでもない。
そんな人々のために存在するのが、今回説明いたしましたSDカードです。
記憶のために記録する媒体。それは最早、スマホと共に生活している以上、無くてはならない最重要メディアと言っても過言ではないかもしれませんね。
アナタの記憶を大事に記録してくれるSDカード。是非、活用してみてください。
それでは、ご清覧ありがとうございました。