本日もやってまいりました!サイト運営スタッフが「知らなきゃ損な iPhone 情報」をお届けさせていただきます!

iPhone水没させてしまうと、「あの時こうしていれば!」なんてクヨクヨと考えてしまいがちですね。

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山下
買ったばかりだったのに…。時が戻らないかなあ。泣

場合によって修理で本体を交換してもらえることもあります。保証の有無にもよりますが、新品を買うよりコストが抑えられる可能性も。

今回はiPhoneが水没したとき、修理するためにはどうしたら良いのかをご紹介します。

無料交換の対象にならないが、保証サービス次第では安めに修理は可能

残念ですが、水没の場合は有償修理となることが前提で、無償で交換はできません。

水没が有償修理なのは「自然故障ではない」からです。例えば、ホームボタンの不具合や初期不良などは自然故障になるので、購入後1年間は無償で修理してもらえます。(Apple 製品 1 年限定保証)

自分の過失であるかどうかがポイント!

一方で水没や、落下による画面のひび割れ、バッテリーの劣化などは、こちら側の過失(=不注意でしでかす過ち)となります。

過失が認められてしまうと、iPhoneを購入してから1年以内に受けられる無料の保証サービスが、適用外になってしまうのですね。

▲欠けるということは、落としたりぶつけたり何らかの原因があったはずで、これを過失と判断されてしまったのでしょう。

Apple Care+に加入している場合

Apple Care+ for iPhone(以降Apple Care)とは、有料の保証延長プランのことです。これに加入していると、1年間の無償保証期間を最長2年まで延長してくれます。

水没といった過失がある場合は、通常は保証適用外です。しかしこのApple Careに加入していることで、過失の場合でも保証サービスが付くメリットがあります。

保証内容

・自然故障の無償修理期間は、2年間に延長される。
・2年のうち、自分の過失や事故による保証サービスが2回まで受けられる。
・テクニカルサポートの利用が可能になる。
・バッテリーの修理保証が受けられる。(バッテリーに傷が生じているとき、もしくはバッテリー容量が80%未満になったとき)

AppleCare+ for iPhoneでは、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを2年間に2回まで²、下記のサービス料で受けられます。さらに、エクスプレス交換サービスを利用したり3、Appleの専任スペシャリストにチャットまたは電話で優先的に問い合わせることもできます

引用:Apple公式

Apple Careの注意点

ただし、過失による修理サービスを受けられるのは2回まで等、細かい条件があるので注意が必要です。

注意

①Apple Careは有料プランであること。
②加入できるタイミングは決まっている。製品を購入したとき、もしくは購入から30日以内。
③自分の過失の場合、自己負担額が発生する。

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山下
やっぱり入ろう!って、今から加入はできないんだ。。

Apple Careの費用は機種によって異なります。例えば、iPhone11では16,800円(税抜)、iPhone6~8では14,800円(税抜き)です。【参照:ドコモ公式

自分の過失による修理の場合、自己負担額が発生します。

画面の損傷3,400円(税別)
そのほかの過失や事故による損傷(水没含む)11,800円(税別)
参照元:Apple公式

Apple Care未加入だと結局いくらかかるの?

最新機種のiPhoneSE(二世代)の例で見ていきます。

未加入の場合の費用例

「その他の修理(保証対象外)」の金額は、Appleで修理した場合*の修理費の上限です。(*Apple正規サービスプロバイダで修理をした場合は、金額が変わってくる場合があります。)

その他の修理 (保証対象外)
iPhone SE (第 2 世代) 30,400 円
参照元:Apple公式

新品を購入した場合は、64GBで57,024円です。(参照:ドコモ公式

Apple Careに加入していると最もお得!

費用をまとめてみました。最大で17,000円ほどお安く済む可能性がありそうですね。

状況費用(税込)
Apple Careに加入している12,980円
Apple Careに加入していない30,400 円(上限)
新品を購入する 57,024円(64GB)
参照元:Apple公式

水没したらまずは応急処置!

水没したときに絶対にしてはいけないこと、ズバリ「充電」です!濡れている内部に電気を通してしまうと、ショートする可能性があり悪化する可能性があるからです。

やってはいけないこと

・電源をつけたままにする。
・充電をする。
・本体を振る。

正しい応急措置を取ったかによって、水没後の復旧率は変わってきます

①電源はオフにする

濡れたまま電源を通すとショートを起こしてしまいます。電源はまず切りましょう!

https://twitter.com/mochikirai3/status/954320811569045506?s=20

▲「最初は普通に動いていたんだけど…」という場合は、水没したあと電源をOFFにしなかったり、充電をしてしまったケースが多いようです。

②水分を拭いて乾燥させる

イヤホンジャックやスピーカーの穴などもしっかりと。外見は拭き取れたように見えても、中から水が出てくることもあります。

③ジップロックに乾燥剤とiPhoneを入れる

ジップロックの中にiPhoneと乾燥剤を入れて最低一晩は放置し、本体を乾燥させます。最低限の被害にとどめるために、とにかく安静にしておくのがベストです。

壊れたiPhoneはどこに持っていく?

修理できる場所は、大きく分けて4つあります。

  • Apple Store
  • Apple正規サービスプロバイダ
  • キャリアショップ(au、ドコモ、ソフトバンク等)
  • iPhone修理店(スマプラ等)

①Apple Store

メリット

Apple直営ということだけあって、そのため安心感はピカイチです。

対面の場合、修理はその場で行ってくれますので、数時間暇つぶしをして戻ってきたら直っているということもあります。トラブルの内容が深刻な場合は、一度Appleリペアセンターに送られることもあります。

デメリット

店舗数の少なさです。日本全国に10店舗しかありません。(2020年9月11日現在)

飛び込みでも受け付けてもらえますが、待たされる可能性もあるでしょう。「Genius Bar」という予約システムから、事前予約しておくのがベターです。

アプリ「Apple Store」からも予約ができるようになりました。現在、2日先までの日程なら予約が取れるようなので、こちらも活用してみましょう。

②Apple正規サービスプロバイダ

メリット

Apple正規サービスプロバイダとは、Appleの認定を受けた店舗のことです。Apple Storeには遠くて行けない、郵送ではなく対面で診てもらいたいという方向けです。修理で使うパーツは純正品で、Apple Careの修理サポートも適用されます。

つまり、修理後のiPhoneは、Apple Storeで修理した場合とほぼ同じということですね。

Apple正規サービスプロバイダの対象店舗は、Apple公式サイトから検索できます。

デメリット

ソフト面のトラブルは対応していないので注意しましょう。例えば、Apple IDやパスワードがわからなくなった、iTunes Store購入したコンテンツについてなどです。

③キャリアショップ

メリット

Apple Careは未加入の方も、キャリアの保証サービスを使って修理ができます。

キャリアによっては高い修理技術も得られるようです。例えばauのサポートを利用すると、Apple公式の認定技術者による修理が受けられるようですね。

AppleCare ServicesにはAppleによるハードウェア修理サービスとテクニカルサポートが含まれています。これにはAppleの専任スペシャリストへの優先アクセス、Apple純正部品によるハードウェア修理、Apple Store直営店またはApple正規サービスプロバイダでの認定技術者による修理または交換が含まれます。

引用: 故障紛失サポート with AppleCare Services

デメリット

修理完了までに時間がかかることがあります。店舗に在庫がない場合は、取り寄せる必要があるため、数日から週単位かかることもあります。

④非正規のiPhone修理店

メリット

少しでも安く、早く修理してほしい!という方におすすめです。

また、サービスを提供しているところによっては修理後の保証が付くので安心です。修理時間は、修理の内容にもよりますが、30分程度で終わることもあります。(参照:スマプラiPhone修理

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山下
でも雑居ビルに入っているのを見たことあるけど、怪しい雰囲気で近寄りがたかったな…

そんな方にはスマプラのような大型商業施設に入っているところがお勧めです。オシャレな店内で抵抗感なく入れますね。

デメリット

一度非正規店で修理を受けてしまうと、正規店でのサービスは受けられなくなってしまいます。

また、稀に悪質な修理店があることも事実です。極端に価格の安いところは避けた方が無難でしょう。

修理に出す前にはバックアップを必ず取ろう

修理に出す前に必ずバックアップを取っておきましょう。

特にApple正規店では個人情報保護のために、修理するときにiPhone内データをリセットします。修理から戻ってきたら「内容がからっぽ!」では、元も子もありませんね…。

データ損失を防ぐためにも、バックアップは必ず取っておきましょう!

まとめ

  • 水没は自分の過失となるため、有償修理となる。
  • iPhone修理ができるのは、Apple Store、Apple正規サービスプロバイダ、キャリアショップ、非正規修理店の4つ。
  • Apple Careに加入していると修理費用は割引される。
  • 水没後は応急処置を忘れずにする。
  • 修理に出す前に、必ずバックアップを取ること。

いかがでしたでしょうか?

iPhoneを水没させてしまっても、有償で修理は可能です。あきらめずにまずは自分でできる応急処置をして、冷静に修理プランを練ってみましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。