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iPhoneの電源を入れた時、Appleのロゴが表示された状態から動かせなくなる「リンゴループ」という言葉をご存じでしょうか?

電源が入った時に黒い画面に浮かび上がるAppleのロゴ。

その画面から先に進まなかったら、時間がたてばたつほど不安が押し寄せてきますよね……

筆者自身、リンゴループが治らないオブジェと化したiPhoneを前に絶望した経験があります。

そこでこの記事では、対処方法と主な原因をご紹介します!

リンゴループが治らない時の対処方法 7選

リンゴループに陥る原因は1つではありません。そして、原因に応じて対処法も変わってきます。

まずは、リンゴループに陥った際にどうすれば治るのか対処法からご紹介します。

SIMカードを抜いた状態で立ち上げる

SIMカードを抜いた状態で立ち上げてみましょう。

手順は以下の通りです。

1.電源を切ります。

2.右側面にある小さい穴に端末購入時に付属しているSIMピンを差し込み、トレーを引き出します。

3.トレーの中にあるSIMカードを取り外してトレーを戻します。

4.電源を入れます。

立ち上がった時にリンゴループが治っていた場合、SIMカードの故障が考えられます。現在ご契約中の通信キャリアにてSIMカードの交換を行いましょう。

iTunesと同期

パソコンを使ってiTunesと同期させてみましょう。

お使いのiPhoneを認識しているパソコンと直接つなぎ、iTunesと同期を行ってください。

注意点としては以下の2つです。。

・iTunesが最新のバージョンであること。
・お使いのパソコンが「macOS Catalina」以降のMacの場合、iTunesではなく機能が移行しているFinderを使いましょう。

iTunes経由でソフトウェアアップデート

パソコンを使いiTunes経由で再度アップデートを行ってみましょう。

お使いのiPhoneを認識しているパソコンと直接つなぎ、iTunesと同期を行ってください。

こちらの場合も注意点は以下の2つです。

・iTunesが最新のバージョンであること。
・お使いのパソコンが「macOS Catalina」以降のMacの場合、iTunesではなく機能が移行しているFinderを使いましょう。

※筆者自身もこの方法を行うことで無事に抜け出すことができました!

セーフモードで立ち上げる

iPhoneをセーフモードで立ち上げてみましょう。

セーフモードとは、iOSの基本的な機能のみ使える状態のことです。

手順は以下の通りです。

1.iPhoneの電源を切ります。
2.電源ボタンと音量を上げるボタンを同時に長押しをしてください。
3.画面にAppleのロゴが表示されたら、音量を上げるボタンは押し続けたまま電源ボタンだけ離してください。
4.ホーム画面かロック画面が表示されたら音量を上げるボタンを離してください。

セーフモードで立ち上げて問題なく操作できる場合は、リンゴループに陥る前に使用していたアプリなどに原因があるため、該当アプリを削除することで問題解決できるかもしれません。

セーフモードを解除する方法は、通常通り電源を切り、再び電源を入れるだけです。

強制再起動

iPhoneを強制的に再起動させてみましょう。

強制再起動の方法はモデルによって異なります。

お使いの端末を確認して、以下の方法を行ってください。

iPhone8〜iPhone14シリーズ

1.音量を上げるボタンを押してすぐ離す。
2.音量を下げるボタンを押してすぐ離す。
3.電源ボタンを長押し。

iPhone7、iPhone7Plus

・音量を下げるボタンと電源ボタンを長押し。

iPhone5〜iPhone6シリーズ

・ホームボタンと電源ボタンを長押し。

リカバリーモードを使い、ソフトウェアアップデート

リカバリーモードを使い、ソフトウェアアップデートを行ってみましょう。

リカバリーモードとは、Apple公式が推奨するソフトウェアをアップデート・初期化できる機能です。

※詳細はコチラから(Apple公式サイト)

iPhoneをリカバリーモードにしてソフトウェアアップデートをする方法は、以下の通りです。

1.お使いのパソコンとiPhoneをつなぐ。
2.パソコンでiTunesまたはFinderを開く。
3.iPhoneを強制再起動させる。
4.パソコンの画面に表示されたデバイスを選択。
5.アップデートの項目が表示されたら、選択。

この方法でも解決できない場合は、アップデートではなく復元を選択する方法もあります。

ただし復元の場合、データが初期化されてしまうため、注意が必要です。

DFUモードを使い初期化する

DFUモードを使い初期化してみましょう。

この方法は最も根源的な復元が可能な最終手段です。

こちらも強制再起動と同様にiPhoneのモデルによって方法が異なります。

お使いのiPhoneのモデルを確認して、以下の方法を行ってください。

どの機種でも先に行うこと

・パソコンとiPhoneをつなぐ。
・パソコンでiTunesまたはFinderを開く。

iPhone8〜iPhone14シリーズ

1.音量を上げるボタンを押してすぐ離す。
2.音量を下げるボタンを押してすぐ離す。
3.電源ボタンを長押し。
4.画面が真っ暗になったら、電源ボタンを押し続けた状態のまま音量を下げるボタンを5秒ほど押し続ける。
5.電源ボタンを離し、音量を下げるボタンを押し続ける。

iPhone7、iPhone7Plus

1.Appleのロゴが表示されるまで音量を下げるボタンと電源ボタンを長押し。
2.表示されたら電源ボタンのみ離し、音量を下げるボタンは押し続ける。

iPhone5〜iPhone6シリーズ

1.Appleのロゴが表示されるまでホームボタンと電源ボタンを長押し。
2.表示されたら電源ボタンのみ離し、ホームボタンは押し続ける。

この方法にはデメリットもあります。

・Appleの保証対象外になる。
・データが初期化される。
・iPhoneが使えなくなる可能性がある。

この方法は、デメリットも大きいのでよく考えて行ってください。

リンゴループに陥ってしまう主な原因 4選

根本的になぜリンゴループに陥ってしまうのでしょう?

原因さえ分かれば日頃から気をつけることで未然に防げるはず

ここでは考えられる原因をご紹介していきます。

ソフトウェアの不具合

iPhoneにおけるソフトウェアとはiOSを指します。App Store以外からダウンロードしたアプリなどによってiOSに不具合が起こるケースもあるようです。

非公式アプリのダウンロードは控えた方がいいですね。

ソフトウェアアップデートの失敗

アップデートが失敗してしまう要因は以下の通りです。

・電池が切れてしまう。
・ネット回線が途切れる。
・内部ストレージの空き容量が不足している。

ソフトウェアアップデートを行う時は上記のことに注意しましょう。

本体の破損

iPhoneは起動した時、各機能が正常に動作しているか本体内部でチェックを行っています。その時に正常に動作していない部分があるとシステム全体が動かなくなることがあります。

精密機械なので大切に扱い、故障してしまった場合は早めに修理をしましょう。

強制終了を繰り返す

例えばiPhoneが固まってしまって動かない時などに強制終了をすることがあると思います。

強制終了する時は繰り返して何度も行わないようにしましょう。

もしもの時のために

今回ご紹介したリンゴループに限らず、携帯を落として壊れたり紛失したりすることもあるかもしれません。

携帯の中には思い出の写真や取引先の連絡先、大切なデータが多く入っているはず。

そんな時バックアップさえ取っていればデータを復元できます。

今ではiCloudやGoogle Driveなどのクラウド上にバックアップを残す方法が数多くあります。

この機会に万が一に備えてバックアップの重要性を考えてみましょう。

こちらの記事内でクラウドサービスについて触れております。

ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はリンゴループについてご紹介いたしました。

今回のまとめ

・リンゴループに対する対処法
・リンゴループに陥ってしまう原因
・もしもの時のバックアップ

対処法次第では、データが初期化されてしまうこともあるのが怖いところ……

仮に初期化した場合でもバックアップさえ取っていれば、復元も可能です。

いつ起こるか分からない恐怖に備えてバックアップも残して万全を期しておきたいですね!

最後まで読んでいただいてありがとうございました!