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スマホの画面に保護フィルムを貼っている方は多いと思いますが、機能付きの保護フィルムの1つ「ブルーライトカットフィルム」は、意味ないなんて話を聞いたことはありませんか?
長時間スマホを使う方や、寝る前のスマホが習慣の方にとっては、気になるところですよね。
この記事では、そんな疑問にお答えしていきます。ぜひ最後までお付き合いください!
ブルーライトカットフィルムは意味ないって本当?
まだ研究が進められている段階で、意見の割れている部分もありますが、現段階では、ブルーライトカット機能が有用だという科学的な根拠はないとする意見が多いです。
これは、アメリカの科学誌や医学誌に掲載されたブルーライトカット眼鏡に眼精疲労を軽減する効果はないとする複数の論文や、小児にとっては発育に悪影響を与える可能性があるという日本眼科医会など6団体からの発表などが根拠となっているようです。
これらは眼鏡に関する報告ですが、光を妨げる仕組みは同じなので、スマホのフィルムにも当てはまると思われます。
また、スマホから出るブルーライトの量は太陽光などと比較して少ないとする研究結果も増えており、そこまで心配する必要はないのではという意見も出てきています。
でも目に悪いというイメージがあるし、不安になりますよね…
ここからは、そもそもブルーライトとは何なのか、人間にどんな影響を与えるのかを詳しく解説していきます!
そもそもブルーライトとは?
ブルーライトとは、人が目で見ることができる光である可視光線の中で一番波長が短く、非常に強いエネルギーを持つ青色の光のことです。
スマホやパソコンから出る光というイメージがあるかもしれませんが、太陽光に含まれており、大昔から人が浴びているものです。
人間の体を睡眠モードから覚醒モードに目覚めさせたり、朝に浴びると体内時計をリセットする作用があると言われています。
朝日を浴びると良いと言われるのは、ブルーライトが関係していたんですね!
人間にとって必要なものだということはわかりました。でも、良い面だけではないんですよね?
次のような悪影響があると言われています。
眼精疲労
ブルーライトのような波長が短い光は、散乱しやすいという性質があります。光が散乱すると、まぶしさやちらつきを感じやすくなり、目の疲れやピント調整機能に負担がかかります。
さらに眼精疲労は目の疲れや痛みなど目の症状にとどまらず、頭痛や肩こりなど全身の症状を引き起こすので厄介です。
睡眠の質の低下
睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制する作用があるので、夜間に長い時間スマホを眺めていると、寝つきが悪くなったり、ぐっすり眠れなくなることがあります。
睡眠・覚醒や体内時計に作用する、脳から分泌されるホルモン。朝太陽の光を浴びると14~16時間後に分泌され、体をリラックスさせることで自然な入眠を促す働きがある。
ブルーライトカットフィルムを使うメリットはある?
先ほどもお話しした通り、ブルーライトカット眼鏡は眼精疲労には効果がないとする報告もあり、目の疲れなどを防ぐ目的で使うのはあまり意味がないかもしれません。
しかし、睡眠の問題の改善には役立つ可能性があると言われています。
ただし、夜間のスマホ利用による睡眠への影響は他にもあります。脳が興奮状態になってしまうのもその1つですが、例えば、仕事のメールをチェックしていて心配事が…、動画を見ていたら楽しくなっちゃって…など思い当たる方も多いのではないでしょうか。
残念ながら、夜のスマホ使用で眠れなかった人が、フィルムを張れば眠れるようになるというようなものではありません。
睡眠の質を改善したいなら、寝る前のスマホを控えるほうが確実かもしれません。
iPhoneにはブルーライトをカットする機能がある
iPhoneのNight Shiftという機能をご存じでしょうか?
画面の色を暖色系に切り替え、ブルーライトをカットできる機能です。日の入りから日の出まで、もしくは任意の時間の設定をすることで可能です。
現段階では科学的な根拠はないとはいえ、まだ研究が進められている最中の分野ですし、目の疲れや睡眠への影響が気になる方は、試してみてください。
設定方法は以下の通りです。
- 【設定】をタップ
- 【画面表示と明るさ】をタップ
- 【Night Shift】をタップ
- 時間を指定したり、手動でオンにする
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
- ブルーライトカットに科学的な根拠はないという意見が多い
- ブルーライトは体内時計を調整するなど人間にとって必要なもの
- 悪影響としては、眼精疲労や睡眠の質の低下を起こすと言われている
- iPhoneのNight Shift機能の利用もおすすめ
ブルーライトとは上手に付き合っていきたいですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。