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iPhoneの画面の不具合で、画面がブレて見えてしまうのは珍しいトラブルではありません。

ブレが生じる原因として主に考えられるのは、「視差効果」と「画面をスクロールしているときに起こるブレ」です。これは、いずれも自分で解決できる対処法があります。

今回は、iPhoneの画面がぶれて見えてしまう原因とその対処法についてご紹介していきます。

iPhoneの画面がブレる原因は「視差効果」

ひとつは「視差効果」によって、画面がブレて見えることが考えられます。

「視差効果」とは、端末をどの角度から覗いてもアイコンが見やすくなるという機能です。

この機能でiPhoneの壁紙が立体的に見え、壁紙の上に配置されているアイコンがより目立つ効果があります。そのため端末を動かすと、壁紙が浮き出て立体感が出たり元に戻ったりするため、画面がゆらゆらと揺れるように感じるのです。

視差効果の対処法

視差効果を収めたい場合は、設定を変更する必要があります。

【手順】

  1. 「設定」を開きます。
  2. 一般から「アクセシビリティ」をタップします。
  3. 「視差効果を減らす」という項目が出ます。
  4. 「オフ」から「オン」にタップします。
  5. 視差効果が減り、画面がブレて見える現象が軽減されます。

視差効果以外の原因と対処法

視差効果以外にも、iPhoneの画面がブレて見えるという不具合は発生します。これは画面をスクロールしているときに、長い間指を液晶から離さなかったことが原因です。

この場合の画面のブレはいくつか対処法があるので、以下の順で試してもらうと、いずれかの方法で解決できる可能性が高いです。

使用しているアプリ・作動しているアプリを閉じる

システムの不具合により、作動しているアプリが画面のブレを起こしている可能性も考えられます。

まずは不要なアプリを閉じましょう。バックグラウンドでアプリが動いている場合もあるので、その場合はホームボタンを素早く2度押しし、マルチタスク画面にしたあと、全てのアプリを上へスワイプして終了させてください。

どのアプリがブレの原因を引き起こしているのか不明な場合は、全てのアプリを閉じてみてください。

再起動する

アプリを閉じても画面のブレが直らない場合は、iPhoneを再起動してみましょう。

【手順】

  1. スリープボタンを長押しします。
  2. 画面に表示されたバーをスライドします。
  3. 電源がオフになったことを確認します。
  4. 完全に画面が暗くなったことを確認します。
  5. 再度スリープボタンを長押しします。
  6. Appleのロゴが表示されれば再起動完了です。

軽度の不具合であれば、再起動によって解消する場合がほとんどです。

リセットする

画面がフリーズするなどの弊害が生じ、再起動ができない場合は、リセットで解決できる可能性があります。

iPhone7以降の機種であれば、スリープボタンとボリュームを下げるボタンを同時に長押しします。それ以外のiPhoneの場合は、スリープボタンとホームボタンを同時に長押ししましょう。

しばらくすると自動的に再起動され、不具合が解決できる場合があります。

ただし、強制的なリセットはデータ等が失われる可能性があります。失いたくないデータや、大切なデータが端末に保存されている場合は、普段からこまめにバックアップをとっておく習慣をつけましょう。

初期化する

リセットをしても回復しない場合は、いったん初期化してバックアップからデータを復元してみましょう。

【手順】

  1. 「設定」を開きます。
  2. 一般」から「リセット」を選択します。
  3. 選択後、初期化が開始されます。

初期化は、文字通りiPhone購入時と同じときの状態に戻ります。端末内に保存されているデータは全てリセットされてしまうので、リセット時と同様に、バックアップを取っておきましょう。

まとめ

iPhoneの画面のブレ自体は決して珍しい現象ではないので、まずは自分でできる対処法を試してみてください。

リセットや初期化のときは、あらかじめデータをバックアップし、必要なデータを失わないように気を付けましょう。

いずれの対処法を試してみても画面のブレを解決できない場合は、iPhoneの故障が考えられます。放置してしまうと症状は悪化する一方なので、すみやかに修理専門店へ相談してみてください。