Youtubeやtiktokを開くと「Vlog」を見かけることが多くなりましたよね。

どんな人がどんな生活を送っているのかを知り、理想的な暮らしを送るにはどんなルーティンを組み込めばいいのかが掴めるVlogを、自分も始めてみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回はVlogの始め方から投稿時の注意点について解説していきます。

Vlogとは

Vlogとは『Video Blog(ビデオ ブログ)』という造語から生まれた言葉で、文章や画像ではなく、映像を投稿するブログのことを指します。


ブログで文章を投稿する人のことを『ブロガー』と言いますが、Vlogの場合は『Vlogger(ブイロガー)』と呼びます。

Vlogのコンテンツの特徴は、普段の生活や趣味嗜好など、自分のパーソナルな部分を動画投稿することです。

Vlogの始め方

Vloggerのほとんどが、YouTubeに動画を投稿しています。まずは、YouTubeのアカウントを開設するところから始めましょう。

そして、以下の手順でVlog投稿をスタートしてみてください。

  1. YouTubeのアカウントを開設する。
  2. チャンネルページを整理する。
  3. Vlogに投稿したい内容を決める。
  4. 必要最低限の周辺機器を揃える。
  5. 自分に合った動画編集アプリをダウンロードする。
  6. 動画を撮影・編集してYouTubeにアップする。

以上の手順は高価なガジェットを購入しなくても、iPhoneで開設~投稿まですることが可能です。

Vlogの投稿ネタ

投稿する内容は、YouTuberほど凝ったものでなくて大丈夫です。YouTuberは収益のため再生回数を意識するので、視聴者目線に合わせた内容を考えなければいけません。

しかし、Vloggerは自分のパーソナルな部分を投稿するので、以下の内容から始めてみると良いでしょう。

  • 一日のルーティン動画
  • 自分の趣味や好きなことの動画
  • 愛用のガジェットや車の紹介
  • 好きな料理や飲食店の紹介

Vlogのコツは、SNS感覚で動画を投稿することです。「他人に何がウケるのか?」よりも、「自分が何をおもしろいと思うのか?」を意識すると、Vlog投稿も楽しくなるでしょう。

自分の趣味嗜好が大勢の人に受け入られ『Goodボタン』の高評価が付くことが、Vloggerの醍醐味と言えます。

iPhoneを使ったVlog撮影について

Vlogの撮影はiPhoneで充分可能です。ここでは、iPhoneのカメラ設定やあると便利な周辺機器、撮影のコツや注意点について解説します。

iPhoneカメラの設定

iPhoneカメラの設定は『1080p×60fps』がおすすめです。画質は4KではなくフルHDになりますが、それでも充分に綺麗な動画を撮影することができます。

4K動画の方が鮮明な画質で撮影できますが、その分ストレージ容量を大きく消費します。

『1080p×60fps』だと滑らかで綺麗な動画を、少ない容量で撮影できるのでおすすめです。

設定方法は『設定』→『カメラ』→『ビデオ撮影』の順でタップして『1080p×60fps』を選択してください。

あると便利な周辺機器

iPhoneで撮影する際にあると便利な機材が、スタビライザーとモバイルバッテリーです。

スタビライザーは自撮り棒のような物で、iPhoneを手に持って撮影する際に、手ブレを防ぐことができます。価格は8,000円程度から購入でき、三脚が付いている商品もあるので、iPhoneを固定して撮影する際にも便利です。

そして、動画撮影をすると充電の減りが早いので、屋外で撮影する際はモバイルバッテリーを持っておきましょう。お手軽な物でしたらバッテリーとケーブルを合わせて、3,000円程度から購入することができます。

Vlog撮影のコツ

Vlog撮影の場合は、基本的に自分が撮りたいものを撮ればOKです。しかし、ずっと同じシーンだと見ている人が飽きてしまうので、いくつかのカット割りを作っておくと良いでしょう。

例えば、食事や買い物のシーンを撮影する場合、

  • 自撮り
  • 料理や商品のアップ
  • 移動シーン
  • その場の背景

など、様々なカット割りが考えられます。カット割りを組み合わせて、視聴者が飽きないよう工夫してみてください。

また、iPhone13からは『シネマティックモード』というカメラ機能が追加されました。

背景をボカして、メインの被写体をより際立たせて撮影する機能で、映画の撮影でも使われる手法のひとつです。

料理や商品のアップを撮る際など、被写体にフォーカスを強く当てたいときに使うのがおすすめです。

動画撮影で気を付けること

動画撮影で気を付けることは、無関係の人を極力 写さないことです。無関係の人をYou Tube上に載せた場合、プライバシーの侵害で訴えられる可能性があります。

公共の場で撮影をして他人が写り込んだ場合は、モザイクを入れるなどの配慮をしましょう。

また、カフェなどの飲食店の動画を投稿する場合は、お店の人に撮影・掲載の許可を貰うと良いです。

「何を撮るのか?」「どういう内容でお店やメニューを紹介するのか?」などを、簡潔に伝えましょう。スムーズに許可を貰えれば、お店の人が撮影に協力してくれる場合もあります。

Vlog作成におすすめの動画編集アプリ

Vlog作成で評価の高いアプリが『VLLO(ブロ)』です。iOSとAndroid、どちらのスマホにも対応しています。

動画の分割や部分削除ができるなど「編集がしやすい。」と好評です。また、日本語フォントの種類が多く、編集中に音声を収録することもできます。

iPhoneユーザーの場合は『iMovie』から始めて、動画編集スキルを身に付けるのも良いでしょう。

iPadを所持していて、本格的な動画編集をしたいなら『Luma Fusion』もおすすめです。

まとめ

投稿する内容は日常風景や趣味など、自分の身の回りにあるものからネタにできます。VlogはSNS感覚で始められるのもまた魅力のひとつです。

文章でのブログも楽しいものですが、映像でのブログにもぜひ挑戦してみてください!