本日もやってまいりました!サイト運営スタッフが「知らなきゃ損な iPhone 情報」をお届けさせていただきます!

iPhoneを快適に使用する上で欠かせないストレージ。

なんとなーく「大きい方がいいんだろうか」とか「空きがなくなったらダメなやつ」というくらいは知っていても……、どんなものか?と聞かれると言葉にしづらいですよね。

そもそも、ストレージって何なの?

本日は「iPhoneのストレージとは何か」、基礎をまとめて簡単に解説していきます。ぜひ最後までお読み下さいね!

iPhoneストレージとは

パソコン用語で使われる「ストレージ」とは、一言で簡単にいえば「データを保存しておく場所」のことです。

ストレージとは「保存する場所」

iPhoneを使っていると、いろんなデータを保存しますよね。画面の上ではそれぞれのアプリの中にあるように見えていますが、実は全てこの「ストレージ」の中に保存されています。

【ストレージの中に保存されるデータの例】

  • 写真・動画
  • 音楽
  • メール
  • アプリ
  • 各アプリ内で使っているデータ
  • インターネット閲覧で使った情報 など…
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黒川
ストレージにはデータがたくさん入っているんですね…!
もとの英語の意味は?

「ストレージ(Storage)」は、もともと「貯蔵」「倉庫」「預かり」といった意味を持つ英語です。

ストレージと「大きさ」

パソコン(IT)用語では、ストレージは「記憶装置」「保存領域」「容量」といった言葉に言い換えることもあります。

iPhoneのスペック(仕様)に、64GBや128GBといった「容量」がありますが、これはiPhoneが持っている「内蔵ストレージ」の大きさのこと。

大きな倉庫にたくさん物が入るように、ストレージ容量が大きければ大きいほど、データをたくさん保存しておくことができます

iPhoneのストレージには2種類ある

iPhoneには、大きく分けて2種類のストレージがあります。
それが、「本体の内臓ストレージ」と「iCloudのストレージ」です。

本体の内蔵ストレージ

iPhoneの中には、フラッシュメモリという部品が組み込まれています。これがiPhone本体の「内蔵ストレージ」です。

本体の内臓ストレージの役割は、iPhoneの内部にデータを留めておくことです。人間の体にたとえると、頭脳の働きのうちの「記憶」にあたるといってもいいでしょう。

POINT

● 内蔵ストレージはiPhoneの中にあるデータの保存場所
● 容量の大きさには「64GB」「128GB」などの種類がある
● 容量はiPhoneを購入する時に自分で選ぶ

iPhoneの故障でデータが消えることもある

iPhoneは精密機械なので、故障することもあります。もしiPhone内部にあるフラッシュメモリがダメージを受けたら、データが消えてしまう可能性があるのです。

日頃から、内蔵ストレージに保存されたデータを「バックアップ」して、万一の事態に備えておきましょう。

バックアップとは

「バックアップ」は、「万一に備えた複製(コピー)」をさすパソコン用語です。端末から別の端末/機器にデータをコピーしておくことで、いざという時に復元できるようになります。

本体のストレージの容量

iPhone本体のストレージ容量の大きさは、端末を購入する時に選択します。

機種によって選択可能なストレージが違う場合がありますが、「64GB」「128GB」「256GB」「512GB」といった種類が用意されています。

ストレージの選択例

たとえば…iPhone 11では、
・64GB
・128GB
・256GB
の中から、購入時に選ぶことができます。

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黒川
やっぱり、数字が大きいストレージの方が良いですよね?
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山下
そうですね。その方が、たくさんデータが入ります。でも…ストレージ容量が大きいほど、端末の購入代金が高くなりますよ。

iPhone本体のストレージ容量は、後で変えることができません。
iPhoneを買う時は、ストレージをどのくらい使いそうか、よく検討してから購入しましょう!

▽ iPhoneを購入する時に「安い方がいいや」と小さなストレージを選ぶと、後になって「容量が足りなくなった!」と後悔してしまうことも……。

https://twitter.com/1700mm/status/836932372440346624

iCloudのストレージ

「iCloud(アイクラウド)」は、Appleのサービスです。

このサービスにはクラウドサービスも含まれています。いわば、インターネット上にある「貸倉庫」のようなものですね。ネット回線を通じてデータを送り、保存しておいてもらうことができるのです。

POINT

● iCloudはネット回線を通じて利用できる保存場所
● 容量はプランによって変えられる
● iPhone本体が故障しても、iCloudに保存したデータは残る
● 利用するには、iCloudへのサインインが必要

iCloudの容量

iCloudで使用できるストレージの大きさは、プランによって変わります。

【iCloudのプラン例】

  • 無料 … 5GB
  • 月額130 円 … 50GB
  • 月額400円 … 200 GB
  • 月額1,300円 … 2 TB

参考:Apple公式 iCloud のストレージプランと料金

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山下
特になにもプラン設定しなくても、iPhoneユーザーであれば5GB分のストレージを無料で使えるんですよ!

せっかくの無料ストレージです。空っぽにしておいても勿体ないので、使っていないのならぜひ利用しましょう。

(※ プラン情報は記事作成時のものです。)

iCloudのメリット

iCloudストレージの良いところは、iPhone本体とは別の場所にデータを保存できるところです。

もしiPhoneが壊れてしまったり、紛失してしまったりしても、iCloudに保存したデータはAppleのサーバに残ります。

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黒川
データさえ残っていれば新しいiPhoneにデータを復元することができるので、いざという時にも安心ね!

iCloudにサインインする手順

iCloudにサインインすると、iPhoneからでもiCloudのストレージが使えるようになります。

  1. 「設定」アプリを起動
  2. 「iCloud」をタップ
  3. Apple IDとパスワードを入力し、「サインイン」をタップ
  4. 利用規約に同意する
    (もう1度確認画面が出るので、ここでも「同意する」)
  5. Safariの設定を決める
    (どちらでもOK)
  6. 位置情報の設定を決める
    (どちらでもOK)
  7. サインイン完了

▽ こちらは、iCloudにサインインする操作が紹介された動画です。実際の画面がわかりやすいので、上記手順と合わせてご覧下さい。

ストレージが足りなくなったら・・・

iPhoneを使っている内に現れる「容量が足りません」という表示……。ストレージが足りなくなったら、いくつかの方法で容量を「空ける/増やす」ことができます。

この記事では、そのうち2パターンの方法を紹介します!

  • いらないデータを削除して容量を空ける
  • iCloudのプランをグレードアップして容量を増やす

いらないデータを削除する

データを削除すると、その分、ストレージ容量が空きます

使っていないアプリや、撮るだけ撮って溜まってしまった写真など、いらないデータがあれば思い切って削除してみましょう。

特に、写真や動画、アプリなどはデータ容量も大きいです。いくつか削除するだけでも、けっこう容量を空けることができますよ!

削除の前にデータを移す方法も

消したくないデータは、より容量の大きなパソコンなどに移しましょう。データを別の場所に残したまま、iPhoneの容量を空けることができます。

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黒川
iPhone側のデータを消す前に、新しい場所にきちんと転送できたことを確認するのを忘れないで下さいね!

▽ iPhoneの写真を一気にパソコンに移す手順例はこちら!

こちらは、iPhoneの写真をWindows10端末に移す方法が紹介されている動画です。(※ご注意:17分ほどの長い動画・字幕なしです)

  1. iPhoneとパソコンをケーブルで接続
  2. 「写真とビデオのインポート」をクリック
  3. iPhoneの画面を操作して「許可する」
  4. 写真や動画を選んで転送していく

iCloudの月額プランでグレードアップ

iPhone本体の内臓ストレージの大きさは変えられませんが、iCloudストレージの方はプラン次第で大きさを変更できます。

「データの保存場所が足りない……」という事態になったら、月額料金はかかってしまいますが、iCloudのストレージをグレードアップして保存場所を増やすのも1つの解決策です!

iCloudのプラン変更の手順例

  1. 「設定」アプリを起動
  2. ユーザー名をタップ(※ サインインしている場合)
  3. 「iCloud」をタップ
  4. 「ストレージを管理」を選ぶ
  5. 「ストレージプランの変更」をタップ
  6. プランを選ぶ
  7. 「購入する」をタップ
  8. Apple IDとパスワードを入力し、購入手続き開始

参考:Apple公式 iCloud ストレージの容量を買い足す

▽こちらは、iPhoneからiCloudのプランを変更する方法が紹介されている動画です。実際の画面が確認できますので、上記の手順と合わせてご覧下さい。

(※ ご注意:音声なしの動画です)

まとめ

  • iPhoneのストレージとは、「データを保存する場所」のこと
  • iPhone本体の内臓ストレージと、iCloudのストレージがある
  • データを削除すると、その分、ストレージ容量が空く
  • iCloudのストレージは月額プランでアップグレード可能

本体の内臓ストレージのデータは、故障や紛失などでデータを失ってしまうこともあります。万一に備えて、日頃からバックアップしましょう。

iPhoneを快適に使用する上で、ストレージは欠かせません。iPhone本体の内蔵ストレージとiCloudストレージを上手に使っていって下さいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。