本日もやってまいりました!サイト運営スタッフが「知らなきゃ損な iPhone 情報」をお届けさせていただきます!
「iPhoneにウイルス対策ソフトを入れる必要はありません」という話をよく聞きますよね。
iPhoneはその構成上、ウイルス感染するリスクはとても低いといえます。
しかし、昨今ではウイルス感染より、フィッシング詐欺など利用者の行動によって遭う事件事故が増えています。
そこでこの記事では、次の3点について解説したいと思います。
- iPhoneにウイルス対策が必要じゃない理由
- 無料でできるセキュリティ対策
- 有料のセキュリティ対策アプリ紹介
iPhoneにウイルス対策ソフトは必須じゃない
iPhoneは構造上、ウイルス対策ソフトをインストールする必要がありません。
代表的な理由は次の4つになります。
- iPhone(iOS)の仕組みでウイルス感染しない
- AppStoreにウイルス感染したアプリがほぼない
- iPhone(iOS)のセキュリティはアップルが徹底管理している
- iPhone(iOS)はウイルススキャンができないから
しかし、こんなiPhoneでもウイルスやセキュリティに対して完全無欠とは言えません。
IPA(情報処理推進機構)が公開している「情報セキュリティ10大脅威 2022」を御覧ください。
①本物そっくりの偽サイトから個人情報を抜き取られる
②Free Wi-Fiから情報が盗まれる
無料でできるセキュリティ強化方法
ウイルス対策と合わせて行いたいのが、セキュリティ強化です。
無料でできるセキュリティ強化方法は次の通りです。
- iOSやアプリは常に最新バージョンを維持
- AppStore以外からアプリをインストールしない
- メールのURLメールマガジン、ネット広告を不用心に開かない
- IDとパスワードを使い回さない&厳重管理
- Safariの設定を変更する
- パスコード/FaceIDを有効にする
iOSやアプリは常に最新バージョンを維持
iPhoneに「アップデートがあります」という通知が出ることがあります。
これは重要なセキュリティアップデートが含まれていることがあるので、表示されたら必ず実施しましょう。
他にもアプリのアップデートも同じくセキュリティに関する修正が含まれることがあります。
定期的にAppStoreでアップデートを確認しましょう。
AppStore以外からアプリをインストールしない
iPhoneのアプリダウンロードは、AppStore以外から行わないようにしましょう。
「このURLからダウンロードして、インストールしてください」というサイトや、メールに記載があった場合は注意してください。
不正なアプリのインストールなどの可能性があります。
メールのURLメールマガジン、ネット広告を不用心に開かない
オンラインショップなどからのメールマガジンに、URLが書かれていることがありますよね。
これも注意が必要です。
有名なオンラインショップの名前で「次のURLからアクセスして確認してください」という内容のメールが来たことありませんか?
そういうメールに書いてあるURLにアクセスすると、本物のサイトそっくりのページに、ユーザーIDとパスワードを入力する画面が表示されます。
ここに情報を入力してしまうと、ユーザーIDとパスワードが盗まれてしまいます。
もし、いろいろなサイトで同じユーザーIDやパスワードを使いまわしていると、他のサイトにもログインされてしまう恐れがあります。
実際に怪しいSMSのURLを開いたらどうなるか実験している動画があるので参考にしてみてください。
IDとパスワードを使い回さない&厳重管理
オンラインショップ、Googleアカウントなど、会員登録するのにアカウントを作成しますよね。
その際、ユーザーIDやパスワードを使いまわしていませんか?
使いまわしや、容易に突破されるパスワード(例:Password)を使っている場合は、すぐに変更しましょう。
そういう人はパスワード管理アプリがおすすめです!
おすすめはBitwardenというアプリです。
シンプルな作りで、強力なパスワードを自動生成してくれます。
Bitwardenにログインするにも、パスワードかFaceIDで認証が必要です。他の人に盗み見られる心配もありません。
Safariの設定を変更する
SafariでWebページを見ている人は、設定を見直すことでセキュリティ強化ができます。
見直したい設定は次の手順で確認できます。
①設定を開く
②Safariをタップ
③プライバシーとセキュリティを見ます
パスコード/FaceIDを有効にする
iPhoneを開く時に、パスコードやFaceIDは有効にしていますか?
タップして開ける状態だと、誰でもiPhoneを操作できてしまうので必ず設定しましょう。
それでも心配な人向けセキュリティアプリ
iPhoneの設定を見直し、普段のセキュリティ意識を高めるだけでも、十分に効果はあります。
しかし、それでも心配な人はセキュリティ対策アプリを入れることをおすすめします。
セキュリティ対策ソフトは次の機能があります。
- 安全でない可能性のあるサイトへのアクセス警告
- 怪しいSMSやメールの判別
- 個人情報保護
- Wi-Fiセキュリティ対策
使用者が気づかないうちに、危険なサイトに接続したりすることを未然に防いでくれるんですね!
セキュリティ対策アプリは、試用期間はあるものの基本的に有料になります。
そのため、どうしても心配という人は検討してみてください。
その中でおすすめは、ウイルスバスターモバイルです。
30日間は無料で利用できることと、ウイルスバスターモバイルのライセンスは1ライセンス購入すると、3台の端末に使えるのはかなりお得です。
・30日まで無料で使える
・31日目以降は有料ライセンスが必要
・ライセンスは1ライセンスで3台(iPhone,iPad,Android,Windows,Macなど)に利用可能
ライセンスは家電量販店やオンラインショップで購入可能ですが、オンラインショップでオンラインコード版またはダウンロード版を買うことをおすすめします。
オンラインコード版またはダウンロード版なら、購入してすぐにライセンスをアクティベーションできます。
カードタイプまたはパッケージ版を購入すると、手元に届かないとライセンスを適用できないので、期間が空いてしまうので注意してください。
まとめ
iPhoneはウイルス感染リスクが低いので、ウイルス対策ソフトは必須ではなりません。
しかし、フィッシングサイトによる個人情報抜き取りなど、人の操作によって起きるセキュリティリスクへは万全ではありません。
日頃かセキュリティ意識を高めたり、セキュリティ対策ソフトを入れて少しでもリスクを減らす行動が必要です。
・ウイルス対策ソフトは必須ではない
・iPhoneの設定を見直す
・日頃のiPhoneの使い方を見直す
最後までお読み頂きありがとうございました。